夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

テレシネの件 AviUtlで解決しそう

2020-08-30 11:41:13 | Weblog
その前に昨日パンクしたレガシィB4のタイヤです。タイヤは手配しましたがホイールを傷めていないかと心配で汗まみれでタイヤ外し。
カーポートの柱を利用して耳落としができるようにしてあります。途中経過は写真に撮りませんでしたがこんな道具でやっちゃいました。


ホイールは大丈夫でした。やれやれ。


これに先立って、というか夕べから始めていますが、テレシネ映像を一旦テープに録画してXP搭載のサブワークステーションの PremierePro2.0 でキャプチャしたファイルを Win7 のワークステーションに持ち込んで AviUtl で加工、編集しようというのです。やってみたらこれは使えそうな感触。

それはそれとして出来ればキャプチャから YouTube 用の mp4 作成までシームレスで出来ればベストなので昨日最寄りのヤマダ電器へ行ってソフトを見てきました。まともなソフトは VEGAS しかありませんでした。数千円で買えるのでコストパフォーマンスはいいんですが財布の中身が心細いのでカタログだけ持って帰りました。


AviUtl はフリーの定番ソフトでありとあらゆる機能がありますが本気で使うのは今回が初めてです。市販のソフトのようなわかり易い GUI ではないので実に取っ付きにくいんですが私が必要とする機能は揃っています。
まず必要なのは左右反転。


HD の16:9 に対してテレシネ映像は約 4:3 (正確には4.08:3)なので左右と上下に黒味を付けたいのですがそれも可能。


左右反転と塗りつぶしを適用した結果です。

このあたりのやり方がやっとわかりました。

次にフィルムのつなぎ目、スプライシングテープでつないだ箇所の処理です。テープの貼り方が雑だったのかテープが劣化したのか再生すると目立つのでカットします。
カットする範囲を指定。


ここから


ここまで


指定範囲を削除するとスッキリ。ひとコマの削除も可能です。

なお、テレシネはカットのつなぎ目(撮影時)が前のカットとダブりますがこれは再生するとあまり気にならないのでひどい場合を除いて無視。カメラの立ち上がりが遅くて露出オーバーの場合も程度により処理です。
「拡張色調補正」も便利で画面を見ながら微妙な補正ができます。


テレシネはフリッカーを防ぐため映写速度を20コマにして後処理で正規の速度に修正しますが、この映像を撮った ELMO C300 は前にも書きましたが18コマで撮ったはずなのに実際は16コマ程度で、電池が消耗すると更に落ちる傾向がありました。フィルムの最後の方は明らかに動きが早くなっています。単純に速度を1割落とせば済む話じゃないのでこの辺がまた大変です。

このフィルムは今まで数十回観てきましたが新宿の歩行者天国で自主映画を撮っている若者のグループがいるシーンで思いがけない人物が写っていることに前から気がついていました。画面右下に注目。

これ、格闘家の藤原喜明氏だと思いますが。前に調べたら映画出演もあったとか。違ったら御免なさい。
彼は私と同じ昭和24年生まれ、学年は彼が1年下です。

これからしばらく AviUtl で遊びます。
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