夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

写真を撮る目的を決めたのは正解

2022-05-30 09:49:32 | Weblog
なんとか水彩画が描けるようになりたくて素材になる風景、情景を FinePix で日々撮っていますが、材料は地元に無尽蔵にあって明るい悩みです。
昨日は須坂の某町のいい具合にひなびた通りから。

反省点があります。
私は望遠が嫌いで装着しているレンズは 28-70mm ですが常用しているのは広角端。
広大な北信濃の風景を撮るには 28mm でも足りないので18-55mm を物色中です。

28mm は 35mm カメラだと何ミリ相当とかいうのは意味がありませんが感覚的には広角です。
どんなカメラに付けようが 28mm は 28mm というのが私の考え方。

しかし、こういう奥行きのある風景は 35mm あたりで撮ったほうがいいのかも知れません。
ちなみに私はレンズの 35mm の文字を赤のマジックでわかりやすくしてあります。


ほら、28mm だと奥行き感があり過ぎです。
完全逆光ですが逆光は大好物。

ちょうど自転車の人が現れたので動きを演出するには好都合。

28mm と 35mm の両方撮ればいいんじゃないかと今気がつきました。

もっと後ろから引っ張って手前はそのままで向こうの様子をグッと引き寄せても良かったと反省。

こういう素材は広角で構わないと思います。
電線は邪魔になるどころか画面上の重要なアクセントになっています。


先程のポイントからちょっと下って手前の薔薇を入れ込んでみました。
ありきたりの構図ですが手入れの行き届いた松がいいですね。

火の見櫓の下の人物が効果的です。
日曜日とあって車や人の姿があって生活感が一杯。

先程の土蔵を位置を変えてもう一枚。

プライバシーには細心の注意を払って。

こんなところに粋なお店があるとは。野暮ったいトラックは逆にアクセントで生きています。


こちらは立派なお屋敷です。


このあたりは代々住んでおられる家が多いのでしょうか。
道路の先、おあつらえ向きにネコがいます。


素敵な板塀です。道路に落ちている影がまるで計算したよう。午後は同じ場所でもイメージは一変するでしょう。


自宅近くの昔からの集落。いつかこんな条件で撮りたいと思っていました。
午後になれば脇の木の影が道路に落ちてまた違う風情でしょう。

やや引っ張って奥行きを圧縮。

ちょうどトンビが舞っていたので何枚か撮った中でこれが一番。絵にするなら簡単、かな?


立派な家が重なり合っていて質感があります。


小さな谷の田んぼと脇の道がいい雰囲気です。


道端の道祖神に気がつきました。


あれっ、見ざる言わざる聞かざるだ!


この調子で写真を撮っていったら年間数万枚になりそうです。
そっちの専門家はもっと多いでしょうが。
水彩画の素材として撮るようになって、写真に対する考えが変わりました。
写真は面白い!
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