夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

朝から溶接作業&HL-79E 今後の進め方

2020-01-30 11:29:20 | Weblog
去年秋に工房の椅子がひとつ壊れてそのままになっていていました。いつか直そうと思っていたのですが溶接が必要です。今日は晴れて暖かいので思い切って外へ出て作業開始。長年使ってきたスズキッドの溶接機は重宝しますね。


ここの溶接が取れちゃったんです。前にも溶接部が割れて修理したんですが座り方が悪かったのかまた割れてガタガタ。サンダーで削るところまではやってあります。


この溶接機はΦ2溶接棒が一番相性がいいんです。


パチパチパチ。アーク溶接は見た目と違ってデリケートな作業です。神経を集中する必要があります。


溶接スラグを取ってワイヤーブラシで掃除。


出来ました。老眼鏡を掛けて回路図を追いながらプリント基板をいじるよりこういうのが向いていると実感。


Ikegami HL-79E の調整ですが、いくらやっても堂々巡りなので冷静に考えてみました。まず、手元に何があるか。
純正のマニュアルは調整に必須です。これは偶然手に入りましたが超貴重な資料です。


頻繁に開くページに見出しを付けてあります。


こちらの見出しは初めから付いていました。


今まではこのマニュアルを飛ばし読みしていましたが理解できるかは別として夕べからじっくり読み込みを始めました。


必要な測定器ですが、波形モニターとベクトルスコープはあります。


シンクロスコープは5MHzまでで完全に役不足です。機会があれば100MHzクラスが欲しいけど¥次第。


テスターはデジタルテスターが壊れたのでこれで代用。MAX500Vですが怖いけど730Vも測定できました。他にアナログテスターもあります。


貴重なマニュアルは付録があります。チャートです。


裏は


この赤いアクリル板も調整に使います。


苦心して自作したグレースケールチャートです。色紙でカラーバーもどきを作った人がいるそうで、それと似たり寄ったりですが。


作業工具はひと通り揃っています。理屈ではこれで調整は可能だと思っていますし、去年は同じIkegamiのHL-95とHL-79Dの修理に成功した実績があります。
今後マニュアルの半分でも理解して時間を区切って進めてみます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NIKON FM シャッター切り替... | トップ | sony HVC-F1 という大昔のビ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事