夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79D その後調べた事

2019-10-11 14:46:43 | Weblog
79Dと79E、どっちをいじっているのかわからなくなりそうですが、今日の記事は79Dの事です。
昨日は電解コンデンサーを交換してもRchは直らなかったのであれから別のアプローチを探ってみました。

白い袋は私が入れた乾燥剤(シリカゲル)です。

カメラの内部を良く見るとこんな所にCALスイッチがあります。79Eの調整でお馴染みの機能ですね。通常はOFFですが今はONです。


AUXユニットにON切り替えスイッチがあります。


一番下のENCスイッチをOFF(左)にして、RスイッチをONにします。


MON出力をカラーモニターで見ると

変なノイズが入って不安定です。

Gchに切り替えると


Bchは


GchとBchは問題無さそうです。これは今後修理するヒントになります。

夕べはもうひとつやったことがあります。Rchの撮像管のピンを接点復活材でクリーニングです。

でも症状の改善はありませんでした。

次にやってみるのは撮像管のPRE AMPの入れ替えです。RchとBchを入れ替えてどんな結果が出るか。症状がBchに変わればRchのPRE AMPの故障とわかるはずす。もちろんRchとBchはそれぞれ工場で調整してありますから症状が入れ替わるか確認したら戻します。79Dはマニュアルが無いので慎重を要します。

でも今日は編集作業を進めたいので日を改めてやってみます。

もうひとつ話題がありました。SYNC-Gという基板を見たら水晶振動子(?)に貼ってあるラベルに

DATE JAN-'84と印刷されています。1984年1月ならこのカメラはそれ以降、おそらく1984年中の製造ということでしょう。35年前の最新型カメラです!

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