夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ひたすら古いビデオテープと格闘

2022-07-28 15:23:31 | Weblog
気温はともかく湿度が高いのは若くない身には応えますねえ。
今日も不快な湿気と闘いながらひたすら30年前に収録したテープと格闘です。

朝の涼しいうちに1本MPEG4へのエンコードまで済ませて次に掛かりました。

真冬の旧豊田村の丘の上の畑です。

キャプチャした動画にタイトルを付け、黒枠処理してレンダリング進行中です。
通常は黒枠じゃなく「クロップ」で画面を拡大して周囲の耳(?)を画面外に追い出すようですが画質を維持するためにこうします。


レンダリング前にタイムラインから何枚か静止画を書き出してみました。
まずはトップ画面。時間帯は忘れましたが日没を狙って雪の上に三脚を立てEDC-50を回しっ放しで撮影しました。
当時この緩い丘は蕎麦の栽培をしていました。この画面では信じられませんが。

想定した通りの状況でした。

10分後です。

雲の隙間から日差しが戻ればいいんだがと期待。

36分経過。

西の山々上空を厚い雲が流れています。

58分後。

日差しが戻りました。レンズのハレーションが出たけど面白い効果です。

60分後、太陽はまた雲の奥に隠れてしまいました。


98分経過。そろそろ日没ですがそのまま撮影続行。

なんともいえない郷愁を感じます。

テープは2時間回しましたが100分以降は完全に日没で使えません。
これが今回使う最後の画面です。


今取り掛かっているのは映像による絵画用フリー素材の制作ですが、今回の映像の場合真冬の厳寒期なので現場でスケッチするのはほぼ不可能です。
こんな情景こそ映像を使って絵を描く意味があると思うんです。

このテープは40代初めに撮ったものですが、昔夢中で撮りまくった8ミリの映像と共通する何かがある!
ビデオ映像なんて、CCDの場合味も素っ気もないと思っていたんですが考えを改めました。
三脚の水平が若干傾いているのが気になりますがそこは最終形態が絵ならどうにでもなります。
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