夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

シュールリアリズム映画を作る ③

2021-06-22 17:20:58 | Weblog
全く意味のない映画を作るためにシナリオを書き始めましたが堂々巡りです。
作ろうとしている映画は「堂々巡り」がテーマなんですが、シナリオの段階で堂々巡りになるという、実に皮肉めいた現象です。
部屋の中にこもって考えるのはろくな結果になりませんから今日は庭にテーブルを置いてお天道様の下で考えることにしました。
ロケハンで撮った写真をガラホにコピーしてそれを見ながらじっくり構成を練ろうという、毎度の甘い考えです。

全部で23カットの写真です。


ガラホのマイクロSDカードを抜いて


コピー。


あれ、パソコンと違って順序がバラバラ。これは具合が悪いです。


まあいいとして庭のテーブルにガラホと紙を置いてと。


わかっちゃいたけど屋外で携帯やスマホの画面なんてまともに見えません。
やはり紙に印刷しないと無理です。が、あいにく黒と黄色のインクが終わっちゃって使えないんです。
純正のインクは2個買うとなると¥2、000オーバー、写真用紙も残り少ないとあって、財布の中身が心細いので今は買えません。

それでもシナリオを書き始めましたがカットの順序で堂々巡り。


午後になって空模様が怪しくなってきました。撤収です。
シナリオは中断。晩酌のウイスキーを切らしたので買いに行ってきて部屋に戻ったら今度は雷が鳴り始めたのでワークステーションの電源を抜いて待機。
雷は収まりましたが今日はここまで。

昨日、ロケハンの写真を見ていて疑問に思ったことがあります。
ロケハンに使ったデジイチは Canon EOS20D ですが、レンズは先日ハードオフで買ったジャンクだけど全く問題ない 18-55mm ですが、全部広角端で撮りました。
本番で使うカメラは Arriflex 16S ですが、レンズは Angeneux 9.5-95mm 。資料を調べたり現物のファインダーで確認したらこの 9.5mm は EOS の 18mm とほぼ同じ画角、 35mm フィルムカメラの 28mm に相当するらしいと判明。
パンフォーカスでキッチリ撮るには有利です。


そんな状態で堂々巡りをテーマにした映画の準備で堂々巡りって、面白いですね。
この状態自体が映画になりそう。昔自主映画を撮ったとき参加した弟が「撮ってるとこを撮ったほうが面白そう」って言ってたっけ。

外は激しい雨です。
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