夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

放送用カメラ調整の前に シンクロスコープの整備/仕事が増えたぞ

2019-04-02 10:43:55 | Weblog
昨日、カメラ調整に不可欠なオシロスコープ(私が持っているのは岩通のシンクロスコープ)で遊び始めました。夜になって、Tektronixの信号発生器から1KHzのトーン信号を突っ込んでみました。


ケーブルは急遽余っていたXLR 3ピンコネクタで作りました。先バラです。


きれいな1KHzトーン信号の波形が出ました。


TIME/DIVを切り替えてみます。


信号発生器TSG 200は便利で、カラーバーを含めて6つのパターンが出ます。ブラックバーストも4系統。トーン信号は常時出ています。この映像信号をベクトル/波形モニターに出すと綺麗な波形が表示されます。


ここで持ち出したのが以前ハードオフで\540で買った監視カメラ用と思われる小型モニター。発色は派手で編集には使えませんが小型軽量でこんなときは役に立ちます。端子は当然BNC。


オーバースキャンで画面は見切れるし標準設定だとド派手な発色ですが構いません。


シンクロスコープにトーン信号が表示されて喜んでいたのもつかの間。この後で波形が乱れたと思ったら掃引ができなくなりました。
割り切れない思いで今朝から内部の点検です。
 そんな怖い顔しなくても

仕事が増えちゃった。


回路部品が焼けているとかパターンの半田クラックを疑いましたが、


見た限りでは異常なし。せっかく開いたのでスイッチと可変抵抗に接点復活材をシュッシュッ。


CRTのソケットにも。接点復活材の使用は賛否あるようですが自分の持ち物だから躊躇なし。


スイッチの感触が良くなりました。ついでに埃を刷毛とブロワーで清掃。カバーを戻してキャリブレーション。CAL OUTは 1Vです。VOLTS/DIVを0.2VにしてCAJIBツマミを回し5目盛りラインに合わせます。「これでいいんだろ」


こんなところに表示がありました。そういえば前にこれも何か知らずに回したっけ。


改めてトーン信号を入れてみました。綺麗な波形です。


これは何? STABILYTYだそうです。回したら波形が不安定になったり安定したり。最適な位置にしました。


BLOGを書きながら2時間経過しましたが波形はそのまま表示されています。波形表示が不安定だったのはSTABILITYのセットだと思います。
徐々に付き合い方がわかってきたのでもう少しこいつと遊んでみましょう。
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