夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Canopus ADVC-500 暫定修理成功

2022-09-28 10:20:54 | Weblog

便利に使ってきた ADVC-500 ですが、コンポジット入力を受け付けないのでなんとかしようと挑戦。

老眼鏡を掛けて基板をじっくり観察したら原因がわかりました!

前に BNC コネクタを応急修理したとき、基板の小さな部品が半田ごての熱で脱落していたんです。

コンポーネントの BNC もほぼ同じ回路ですが

L1 L2 L3 はどうも基板用のインダクタのようです。

テスターで抵抗値を見るとほぼゼロΩ。何 μH かは不明です。

このテスターは短絡させてもゼロにはなりません。

電子回路は専門外ですが念のために入れたインダクタ(コイル)だろうと勝手に解釈。
ジャンパー線で短絡しちゃえ。これが致命傷にはならないだろう。

では組み立ててシステムに組み込んでテストです。

Premiere を立ち上げてBVU-150 をつなぎ、恐る恐るコンポジットにして Umatic テープを再生すると

キャプチャ画面に、出たア!

まだ不安材料があります。

コンポーネントはどうだろう。

BVW-70 でベーカムテープを再生。

大丈夫です。昨日のテストではコンポーネント信号の Yb と Yr を間違って画面が変な色で慌てました。

続いて S VIDEO 。

EDV-9000 の信号は

正常です。

これでこのワークステーションで3種類のテープが取り込めるようになりました。
HDV はADVC-500 と無関係にダイレクトに受け付けるので「善意の第三者」です。

安心して ADVC-500 をシステムラックに固定。

スペースが狭い上部屋も6畳なのでこんな作業は大変です。

BVW-70 の裏はこんな状態。

Umatic はサブワークステーションで作業可能ですが不具合のある機材は精神衛生上よろしくありません。

コレクションのカメラだって全部使える状態で保管してあります。

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