夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

再び OLYMPUS PEN D3 そして完結

2021-03-15 15:45:51 | Weblog
前に配線切れと廃盤電池の対策を終えた Jr の PEN D3 ですが、その際このカメラはプラスアースなのに有り合わせの赤のビニール電線を使ったのが気になっていたので張替えをしようじゃないか。
その前に外しておいた電池 (SR44) を入れて露出計を確認したら最初に試したときと同じ症状、振れ方が極端に小さいのを発見。これも調べる必要があります。

部品を紛失しないように箱の中で作業です。


電池ケースからの線は迷路を通っていて本来なら貼り革を剥がす必要がありますが前に張った線に黒い線を半田付けして


反対側を慎重に引っ張って通しました。


ファインダー側はこの隙間を通します。


電池ケース側を半田付け。


電圧を約 0.2V 落とすショットキーバリアダイオードにつないで


トランジスタの簡易良否判定ユニットでテスト。


ちゃんと針が振れました。


ファインダー/露出計ユニットと本体間は配線は無くビスで固定すると電気的に接続されます。
接触部をきれいにしないと接触不良に。


実はこの接触部が針が振れなくなった原因でした。実は今回も組みあがってテストしたら針がほとんど振れなくてもう一度磨いて直りました。
今度は大丈夫。
ですが、今度は軍艦部カバーがうまく収まりません。
原因はユニット取り付けビスでした。写真の右側のビスと左のビスは頭の高さが違うんです。入れ替えたらキッチリ収まりました。


これで話は完結。気分は最高!


Jr に引き渡して「他に直すモノはないかい?」
彼曰く「NIKON F のプリズム」。そうでした。ファインダーが曇っていたんです。
「そのうち気分が乗ったらやってやる。」
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