夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

古い8ミリフィルムのテレシネで感無量

2023-01-27 15:28:49 | Weblog

やっと本気になって8ミリフィルムの新規テレシネ作業です。

このフィルムは1975年、昭和50年4月6日撮影。48年前!

カメラはたぶん Canon 1014 フィルムはコダクローム。

同時録音カメラが一般化する前の時代です。

音声は買ったばかりのカセットデンスケで録音、フィルムは現像と同時に磁気帯を塗布してあとで入れる手はずでした。

ではテレシネプレイヤー GOKO TC-20 にフィルムをセットしましょう。

仕舞ってあった金属リールの出番です。

プラのオートリールより使いやすいしホコリを寄せ付けません。

ランプの明るさは外部モニターで確認。改めてカメラのホワイトバランスもセット。

ホワイトバランスが決まりました。

TAKE 1 で24コマ撮影だったことを確認。速度調整は初期セットで大丈夫です。

カメラの設定を確認。

間違いありません。

短い方のフィルムでTAKE 2 キャプチャ開始。こんなに古いフィルムなのに退色してないのは脅威です。

続いて長い方のリールもそのままの設定でキャプチャ。

プライバシーに関するフィルムなので内容は公開しませんが撮影者である若い頃の私が登場。

フィルムベースの編集途中ですが私のナレーションが入っていてそこで昭和50年4月6日と語っていました。

テレシネは成功でしたが問題は現地で録音したカセットテープ。

実家の屋根裏にあるはずなので大捜索が必要です。

48年という歳月は、長いです。フィルムに、すでに故人となられた方が何人も写っています。

そういう私だってあの時は26歳の若造でした。

 

おまけにひとこと。

若い人はなにかというと「高齢者」とか「老害」と言いますが歳をとるのはあっという間。

自分はいつまでも若くて高齢者にはならないと思っちゃいけませんよ。

コメント
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