夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 引き続き基板の捜査

2019-03-07 07:13:56 | Weblog
基板の件の合間にBOLEXのアイカップ作りも進めました。
エポキシで作った型に離形材代用の蝋を塗ってバスコークを塗り込めます。


ソケットレンチを加工した補助材を乗せて隙間にバスコークを詰めます。


バスコークがゴム状に固まるまで24時間放置が必要なのでこれはここまで。

基板故障の原因を探して何日になるのか。
結果的に手に負えなかったら今まで費やした時間は、なんてことを考えながらも作業を続けます。

-4.8V系にもうひとつ電解コンデンサーC52があります。100μF6.3Vです。


取り出して容量を測定すると、正常です。


比較用に予備基板のC52も調べるとこれも問題なし。


ここまで調べたパーツを回路図で確認。


捜査は進んでいます。今一番不安なのは過電流によるトランスT1のレアーショート。調べたくないけど次は抵抗値を正常な基板のT1と比べてみましょう。その結果T1がダメとなったら、これは恐らくIkegamiのオリジナルでしょうからお手上げです。

休憩後T1の導通をチェック。内臓品(直したい基板)、予備品、正常品の3枚です。


結果は意外にもコイルの抵抗値は全く同じでした。特に正常品と同じということで安心。
次に調べる必要があるのは抵抗。今日はこれにて散会。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする