私は無所属八朔党(糖)ですが、最近頂いたスィーティーとデコポンに浮気心を抱いています。安くないので、自費では買いませんが、本当においしいですね。しかし、庶民の私には、やっぱり八朔が似合っているのかな?
頂いた蕗の薹を天ぷらに、そしてワケギをヌタに・・・。新鮮取れたての野菜は、ほろ苦い春の味が一杯。今朝もウグイスが前の垣根で鳴いています。昨日より今日の方がちょっと上手くなったみたい。私のカラオケは一向に上達しないけれど・・・・。
ロングセラー小説「さくら」が20万部を突破した著者、西加奈子が紡ぐ書き下ろし恋愛長編小説「きいろいゾウ」が出版されました。田舎に暮らす大阪弁の若い夫婦の愛に溢れた日常を、伸びやかな筆致で描く、この「きいろいゾウ」を是非読んでみて下さい。
昨年の暮れ、著者と我が工房のスタッフであるお母さんの訪問を受け、あらためて彼女の魅力を感じました。「本当に大切なものなんて、たったひとつしかない」。これは、そんな、「小さくて確固たるもの」についての物語です。著者は、読んでもらえただけでも素敵だけど、読んで下さった方が、ふと身近にいる誰かを思って下さったら、こんな幸せはない、と・・・・。