本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「新書がベスト」小飼弾著

2010-07-11 05:30:18 | 本・雑誌、読書
著者の読書量は半端ではないようですから、本の内容が玉石混淆でもいいところが集まってくるだろうから、新書だけでいい。
でも読書量の少ない私は、新書だけを読んでいれば・・というところは、そうかな~?と思っておいた方がいいかな!

本全体から「本好き」が溢れて出ていて、著者のブログで感じる「優秀な人だからね~」とか「住む世界が違うから」(あくまで私の僻み根性から来る感覚だと思います!)を感じず、好感度が高い本です。

「新書の買い方、読み方」、「新書を10倍生かす方法」の章は、日頃からある程度本を読んでいる人、読む目的がはっきりしている人は、自分のスタイルにはしないだろうけど、こんな読み方も試してみてもいいかなと思わせる程度かなと思います。(・・・内容はずごく面白いです。)

ですが、本をぜんぜん読む習慣がない人が本を読みたいと思い立った時は、とても参考になると思います。

各社の新書の特徴を詳しく紹介した章があって、新書を買う際にとても使えると思います。
それにしても新書の種類がこんなにあるなんてとびっくりです。確かに大きな書店に行くとずらりと並んでますね。
・・小さな書店では売れ筋しか並べてないので、たまには大型書店に足を運んで、どんな本が出ているかをチェックしないといけないですね。

最近はもっぱらネットでお買い物ですから、ほとんど書店に行きませんが、たまには書店に出かけて行って書店の良さを味わわないといけないと反省です。
この本の中でも本は本屋に出かけて行って買いなさいとありました。・・・ブロガーでプログラマーの著者が言っているところが逆に説得力があります。

小飼さんの本はどの本も読者にたくさん情報を提供していて、参考になるところがたくさんあって、なによりも誠実さを感じます。

ブログではなぜか(なぜだろう??)いやな印象を感じてしまうのですが、本が出ると結構読んでます。

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