「成長戦略検討会議」なるものを経済産業省のホームページで見つけました。
経済産業大臣が鳩山首相から与えられた4つの課題
(1)成長産業の育成や雇用の創出に向けた戦略づくり
(2)中小企業支援
(3)太陽光や風力などの新エネルギーの普及
(4)地球温暖化対策
のうち(1)の検討をするようです。
経済産業省のホームページによると
鳩山総理大臣の指示を受け、直嶋経済産業大臣が、アジアも視野に入れた
日本の経済成長の姿について、戦略を策定する。
1.アジアと一体となった成長
2.温暖化対策をチャンスとして成長
3.国民一人一人が参加し、成果を実感できる成長を基本コンセプトとし、
内需と外需のバランスのとれた、日本の新たな経済成長を目指す内容とする。
毎回5~7名ずつ有識者を招き、政務三役がコアメンバーとなって意見交換を行う。
11月中旬頃まで集中的に6回程度開催。年内に成長戦略の骨格を固める。
らしいです。
第1回は、
成長戦略全般、少子化対策、アジア、人材、インフラの国際展開、低炭素、内需、金融関係
について議論を行ったようです。
鳩山政権に代わって、政策の大きな方向転換が矢継ぎ早に行われて、普通ならそれなりにニュースに取り上げられていいようなこともなかなか出てきません。
こんなことをしてたんだって思いました。
仕事上、この会議の議論の行方が気になります。
が・・
各省のホームページを見ると審議会などの報告書が山のようにあります。
そして、過去のものを見るともうこの時期に議論していたんだと思うものが多いです。
いまと同じような問題点が出ていて、同じような議論をしているように思います。
昔から議論してきたけど、いまも議論している。
・・・・議論はできてもそれを実行できていない。
審議会で報告書を作って、華々しく発表して、その後の粛々と作業を続け、報告書に盛り込まれたことを実現していく。
華々しくまではいっても・・・
その後の粛々とした作業を実行する仕組みがうまくないのかなあと思います。
不足しているのは、頭脳よりも手足の動かし方、あるいは動きそのもの。
最近、何かにつけ、いま自分たちに不足しているのは考えるよりも行動だと思うのですが、国の政策を見ても同じことを考えてしまいます。
言いたかったのは、これだけ??っていうのも寂しいので・・・
能力のある方、識者の方々はどうぞ提案してください。
でもそこからそれをどう実現が重要です。
自分の考えを発表したり、批判をすることはほんの始まりです。
もしそれを実現する方法を具体的に(「具体的に」です。)示せないのであれば、あるいは自分が行動しないのであれば、画に描いた餅に過ぎないと現場では思っています。
なんて言ってみたりして・・