ま、いっか♪

~年子育児ヨレヨレ奮闘記~

誕生日。

2009年08月09日 20時34分27秒 | 
今日はみゅう選手の6歳の誕生日でした。

猫は人間の年齢に換算すると最初の1年で20歳になり、その後1年に4歳ずつ
年を取るので彼は今日で40歳、これまでずっと年下だったのにこれからどんどん
追い越されるばかりとなりました。

彼が家族になったのは生後3~4ヶ月の頃、里親探しのサイトで出会い、仮名が
「大将」と言う程兄妹の中ではヤンチャ者、しかし拾い主さんが連れてきた彼は
当時私の握り拳位しかなくそれはそれは小さいくせに目ばかり大きくてプルプルと
震えていたものでした。
目の周りと口の周りにくっきりと黒いラインが入っており、一瞬『シバラク』とでも
(歌舞伎の派手な隈取りを施した正義の味方)名付けようかとさえ思ったほどでした。

来た当初は幼猫らしく昼夜問わず跳ね回り、特に夜は目が冴えるらしく超安眠妨害、
そのくせ人なつっこい性格なので絶えず夫か私に密着、終いには寝ている間に
寝返りを打った夫の背中で潰されそうになりSOSの声に飛び起きる、なんて事件も
ありました。
私達も意志のはっきりした動物を飼うのは初心者だったし、まだ子供もいなかったので
舐めるように可愛がり、はっと気付いた時には気に入らないと噛む、頭以外を触ると
怒り狂うというすっかりと我が儘猫になり果ててしまったのでした。

しかし5日ほど旅行で家を空けた時、用意したご飯を半分しか食べず、どうやら自分は
捨てられたと思ったらしく旅行から帰ったその日から終始まとわりついて離れず
呼べば来るイヌ猫になってしまいました。
家を引っ越した時は最初はおもしろがって各部屋を探検していたのに、夜になると
窓に取り付いてこちらを見ながら鳴きっぱなし、まるで「家に帰ろうよー」とでも
言っているみたいに見えました。

それから長女が生まれ見慣れないイキモノに彼はあまり興味を示さず今まで通り
私達に構って攻撃をするものの、初めての育児に翻弄されるうちに彼を構う
余裕がなくなりそれまでの下にも置かない扱いから一変、「あ、いたのね」扱い。
長女がハイハイ出来るようになり考えてみれば赤子から見ればかなりなデカさな
物体なのに乗られたり引っ張られたりし出して災難続き、しかし「コイツは
攻撃しちゃいかんイキモノだ」と認識していたらしく、叩かれても乗られても
なすがまま、但し仏の顔もナンとやらで3回目にはカプっと教育的指導も
忘れておらず、そうこうする内に次女も生まれ娘達の魔の手が及ばない所を放浪する
家庭内流浪の民になり、しかし人懐こいのはそのままに、すっかりと性格が丸い猫に
なったのでした。

最近は娘達も2人で仲良く遊べることも多くなり私もそれを見ながらソファーで
ゴロリと読書も出来る時間が増え、そうなると不思議なものでみゅうも今まで娘達に
独占されていたママに甘えられるとでも思うのか、どこからともなく気配を察して
やって来ては私に腕枕をさせて「撫でて」と頭をすり寄せて来。
娘達もそんな様子を見て猫の扱いはどうすべきかを学んでいるらしく上手に撫でることも
覚えだし、「みゅう、何て言ってんの?」と聞くので「『ママ好き』だってさ」と言うと
「違うよ、『長女ちゃん好き』って言ってるんだよ」とスリより、そんなことが
頻繁になるにつれて娘達が側にいても長々と寝そべってくつろぐことも増え。
ご飯を食べている長女の横にチョコンと座って「何食べてんの?」と鼻先を
長女の口元に寄せることも多くなってきました。

中年とは言えまだまだ毛艶も良く手触りも滑らかな頭を撫でながら、「お前さんも
なかなかに苦労人なジンセイだよねぇ」と話しかけるのでした。

ヨソジですが何か。
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コメント (2)
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