ブログ版 雪たんけん館 ~雪の学びを世界の子供たちへ~

雪の総合的な学習に役立つHP『雪たんけん館』とリンクして、北海道各地の雪情報や冬に関係するエピソードをお伝えします。

スキーランドであそぼう

2011年01月24日 05時43分02秒 | 冬のスポーツ
この土日に、札幌市ウインタースポーツ活性化協議会主催の『スキーランドであそぼう』というイベントがありました。
22日(土)は、手稲区の前田森林公園に前田北小5年生の子どもたちや先生などが30名ほど集まりました。
クロスカントリースキー(歩くスキー)用の板をはいて、「鬼ごっこ」や「片足スクーター」「30人31脚」をしたり、
雪面に起伏をつけて滑ったりして、このスキーの楽しみを味わってもらうことが目的でした。
初めてクロカンのスキー板を履く子がほとんどでしたが、1時間もするとコツを覚えてきて、どの子も上手に滑れるようになりました。
何度も転んでは起き上がり、何度も登っては滑る子どもたちの姿を見て、とても微笑ましく、そして頼もしく思いました。



23日(日)は、中央区盤渓にあるノルディックスキーコースで行いました。
夏はここでサッカーをしている少年団の子どもたちが30名ほど参加しました。
メニューは前日とほぼ同じでしたが、やはり、今日も子どもたちは夢中になってスキーで遊んでいました。
この「スキーランド」というのは、北欧フィンランドで行われている子ども向けのアクティビティを参考にしました。
日本は、体育ではアルペン用のスキー板で学習することが当たり前のようになっていますが、
クロスカントリースキー(歩くスキー)の学習効果も大きく、授業に取り入れる価値は大きいと思います。
板や靴は計量で手軽に平地(グラウンド)でできます。運動のバリエーションを工夫しやすく、運動量も少なくありません。
そして、いろいろな身体能力を高めることができるのです。
みなさんも一度「歩くスキー」を体験してみませんか?(今年から雪まつり終了後の大通公園でもできますよ)



                                     oga@teine△口