電車の中での、○子デラックスとゴージャス・オードリーの会話
『安売り王といわれているお店、ルミエールでね・・・』
『ふんふん・・・』
そう、このお店、とっても安いけど、狭いし、商品も乱雑に積んである
でも、人がわんさか・・・お年よりも多いお店なんです。
『小学生の兄、妹が走り回って暴れていたのよね』
『・・・・』
『だからね、優しくね・・・』
そう、常に優しくというのが、デラックスの口癖であり、味噌でもある・・・。
『こんな狭い所で、暴れたら、危ないし、人の迷惑になる。
怪我でもしたら、大変、暴れるのやめようねぇ~』
兄、妹は、頷いて、去って行ったらしい・・・
だが、デラックスに、みられてしまった・・・
そのガキたちが、また、暴れまわって、
老婆にぶつかり、その拍子に商品が散乱したのを・・・・
デラックスは、カートの先っぽを、その兄の頭にあてつけ、
『イテェ』と、頭を撫でる兄・・・に向かって
『コラッ、だからいっただろうが、危ないって、
おバァちゃんにあやまり、
そして、商品を片付けなさい』
兄は、素直にいう事を聞いたらしい。
妹は、商品の陳列棚の影に隠れながらも
顔半分出して(家政婦は見た状態ね)
様子をうかがっていた・・・
妹も呼んで、怒ろうかともおもったが、泣きそうだから
ほっといたらしい、十分お仕置きになってるだろう、
兄が、怒られてるのみて・・・
その後、兄の顔を、無言で覗き込む妹の姿が・・・
『きっと、ほとぼりが冷めたら、また、やるわねぇ・・・』
そうだろうか・・・・
多分、2度とやらないだろう・・・
もしくは、デラックスが、いるかどうかを、
見極めてから・・・
暴れるよね・・・・
親らしき人は・・・見あたらなかったらしい・・・
おまけ・・・
ついでに、兄の耳元で
『これぐらいでも、お婆ちゃんは、死んじゃう』
そう、低い声で、つぶやいてやったと言ってたわ