身体のいいなり (朝日文庫) | |
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朝日新聞出版 |
先月読んだ本です。筆者の病気遍歴、病歴とは少し違う、が克明に描かれています。乳がんに一番ウエイトが占められています。しかし所謂闘病記とは一味いや二味以上違う(闘病記は読んだことないけど)かなり客観的に淡々とそして細かく描かれています。どんな状況でも仕事をせざる終えない筆者が不憫に思える一方で、筆者にとってみれば仕事ができない方が医療費を払えるか払えないか、食っていけるかどうかの大問題。
真の自立した女性だと思いました。
男のじぶんから見ると配偶者は何をしてるんだと思いましたが、配偶者だった人にも言い分があるのかもしれませんので、、、女性はやっぱり強い。