初めの章で原爆乙女の話が出てきます。原爆で受けた火傷やケロイドの治療のためにアメリカに渡った少女と同行した牧師さんの話が書かれてます。私は恥ずかしながら原爆乙女のことは知りませんでした。当時のアメリカ人はどういう目で彼女たちをみたのでしょうか?
ビキニ環礁の話も、ビキニ環礁は負の世界遺産として知ってはいますが、そこに住む住民を追い出して原爆、水爆の実験場にして何十回と核実験をして周辺の自然を汚染し尽くしたこと。同時期にパンチのある、露出度の高い水着をビキニと名付けたこと、、ビキニ環礁とビキニを深く考えたことありませんでした。
中高生の間に読むべき本だと思いました。
日本側の立場から見るとそれは違うだろー、正しい解釈ではないのでは?と思うところもありますし、あくまでもオリバーストーンの目で見たアメリカであり見解であると言うつもりで読んでみてはと思います。