はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

風太郎不戦日記 漫画を読んだ。

2021年06月27日 | 買った本、読んだ本

山田風太郎は昭和20年、終戦の年に医学生として過ごしている。
リアルな食糧事情と当時の生活感が実感できる。
進級試験の時に空襲があったら試験は中止で、全員合格という生死に関わることなんだが、どこかコミカルな感じがした。大雨警報が、出たら学校が休みになるそんな感じだ。
空襲があった次の日から学校に来ない生徒もいたりする。
映画を観に行くこともあり、空腹を抱えながら人体解剖をしてお腹をグーグー鳴らしている。
両親はすでに他界しているが、叔父の跡継ぎとして医学生を続けていく、戦争以前に生きることの虚しさを感じる風太郎。

山田風太郎の小説を読んでみたいとおもいました。漫画の続きも買う予定。