子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫) | |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
具体的な例を中心に描かれてます。
親子の関係に正解はないです。
親はこどものことを思い、子供は親の事を思い、お互いが成長していきます。
命に関わるような危険が少なくなった日本では余計に心の問題がクローズアップされます。
もしも環境が戦争中やマッドマックスのような世界なら、鬱や家庭内暴力や不登校なんかを考える余裕もなく、日々の生活に精一杯で、親子関係がどうのこうのと言うこともないんだろうなと思いました。
新しいマッドマックスの映画を見だばかりなので、、、
こんなことを言い出したらきりがないですが、飽食の時代だから糖尿病が増えて、それを治療するクスリが次々に開発、発売され、そして血糖を下げる薬を飲みながら甘い物を食べて、そしてまた薬を飲む、、どこかできずくべきなのですが、、渦中にいるときはわかりません。
脱線しましたが、この本で学んだことは子供は敏感であるということです。
そして、親の心の病を身をもって治そうとする。子供だからといって馬鹿にしてはいけないということです。