はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

内容がもりだくさんの小説

2014年09月20日 | 絵本
螺旋
サンティアーゴ パハーレス
ヴィレッジブックス

夏休みに読んだ本です。様々なテーマが盛り込まれています。そして様々な問題を抱えた、様々な人生を歩んでいる人々が出てきます。薬物中毒、仕事中毒、ALS、介護をしている人、人生について考える時間を少しだけあたえてくれます。ただ話が長いので興味がある部位だけでも読んでもいいとおもいます。私はALSの妻を介護する夫の言葉が非常に含蓄があると思いました。本の出版、薬物、ALSに関しては詳細にかかれていますので、それらを勉強したい人にも読む価値があると思いました。

知らない、分からないことを知るために、エッセイを読む。

2014年09月20日 | 買った本、読んだ本
身体のいいなり (朝日文庫)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

先月読んだ本です。筆者の病気遍歴、病歴とは少し違う、が克明に描かれています。乳がんに一番ウエイトが占められています。しかし所謂闘病記とは一味いや二味以上違う(闘病記は読んだことないけど)かなり客観的に淡々とそして細かく描かれています。どんな状況でも仕事をせざる終えない筆者が不憫に思える一方で、筆者にとってみれば仕事ができない方が医療費を払えるか払えないか、食っていけるかどうかの大問題。
真の自立した女性だと思いました。
男のじぶんから見ると配偶者は何をしてるんだと思いましたが、配偶者だった人にも言い分があるのかもしれませんので、、、女性はやっぱり強い。