ＲＡＩＬＷＡＹＳ

島根県で撮影された映画「ＲＡＩＬＷＡＹＳ」が全国上映に先駆けて、昨日より山陰で先行上映が始まりました。
今日は子どもの試合の予定でしたが、雨天で中止になったので、
その時間を利用して雨も降るので映画鑑賞をすることに。

この話は49歳のエリートサラリーマンが子どもの頃の夢だった電車の運転手になる夢をかなえるというお話です。
宍道湖沿いを走る一畑電車通称ＢＡＴＡＤＥＮと地元では呼ばれているローカル線が物語の中心。
当初、ＢＡＴＡＤＥＮという題名で地元の錦織良成監督が島根3部作の最後の作品として撮るということでしたが、
気がつけばＲＡＩＬＷＡＹＳ。しかも主題歌はユーミンが歌ってる・・・なんだか話が大きくなっていてびっくりしました。

夢を追いかける・・・

こんなこと若い時に忘れてしまっていました。
毎日忙しさに追われて、大事なことを忘れてしまっているように思います。
結婚とか恋愛とかではなく、
自分が生きていて幸せだと感じることを見つけたいと思ったし、
物の豊かさでははかれない心の豊かさを持ち続けて生きたいなと感じました。
もちろん、それが家族に対する愛であったり、自分の夢であったり
その思いはそれぞれでいいとは思います。

正直そこまで期待をせずに行ったんですけど
ハンカチなしでは最後まで見ていられませんでした。
今でも、なんだか温かい感覚が残っています。
年配の人が多かったんですけど
私は多くの皆さんにおススメできる作品だと思いました。
また、鉄道ファンにもおススメです。
なぜかと言うと、昭和初期に製造されたデハニ５０形という古い電車が登場します。
これは去年引退した電車ですが、オレンジ色の車体の今では珍しい手動ドアの電車。
一畑電車オリジナルのものです。
宍道湖の横を電車が走る風景もまた美しいです。
島根の人たちの温かさも感じられると思います。

週末から全国で上映されます。是非、ご覧下さい。