やっと観に行くことができた ロックバンド「クイーン」の伝記映画
物語はボーカルのフレディ・マーキュリーの成功と苦悩が中心に描いていました
私は歌は知ってるけどフレディがゲイであったことは知らなくて
HIVで45歳で亡くならなかったら もっといろいろな作品が世に出たんだろうな??
映画を観てるとクイーンはフレディの生きざまのような気がしました
クイーンを知らなくても 曲を知ってる人は多いはず
伝説のチャンピオンやウィ・ウィル・ロック・ユーは今でもよく流れて耳にすると忘れないフレーズです
一度聞いたら忘れない大衆性を兼ね備えた音楽がクイーン
そんな名曲の誕生秘話が映画では描かれていて 興味深かったです
特にボヘミアン・ラプソディは演奏時間が6分という長さでレコード会社と大ゲンカしたり
へぇ〜そうだったのかぁ・・・そんなへぇ〜の連続でした
クイーンの歌詞や曲はパフォーマンスも奇抜で大胆だけど
複雑な生い立ちの中で自分の居場所を探し続けた心の中の思い
また スターになり地位も名誉もお金も手にしても
家族との分かり合える関係や友達や自分を一番に愛してくれ愛しあえる恋人の存在がいない孤独
そんな心の闇みたいなものを 魂を込めた歌にしていたように感じた
だから 多くの人を励ます歌になったのかな??
自分への応援歌でもあったんでしょう
移民、LGBT、HIVと扱いにくい内容も多かったけどフレディの心の闇をうまく表現できてて
私はすごく共感できた どんな人も孤独を感じる瞬間ってたくさんあるから・・・
恋人のメアリーに自分が性的マイノリティであることを伝えるのは辛かっただろうな
でもずっと良好な友人関係でいられたことは彼の心を支えたとも思う
映画のクライマックスは 1985年に開かれたライブエイドの野外コンサート
対立から生じたメンバーの苦悩やHIVに感染し始めていたフレディの孤独
そんなことがいつしか音楽を通じて全てが混じり合って 素晴らしいライブでした
感動しました
生き方とかそういうのに共感できるからかもそれませんね