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つれづれなるままに・・・・

名作誕生/東京国立博物館

2018-05-17 | 

年に一度は必ず訪れるのがトーハク

今回も 国内の国宝や重文の数々が展示されるということで行きました

まずは仏像  数々の薬師如来と普賢菩薩が並ぶ  それぞれ特徴があり同じものは一つとない

作り手の薬師如来が違うので見応えがある

続いて山水図が続く・・・雪舟の作品だ

そして俵屋宗達の屏風・・・・若冲・・・ どれも素晴らしい作品

今回 長谷川等伯の松林図屏風が見られなくて残念でしたが

見返り美人や洛中洛外図屏風など見応えのある作品ばかりでした

常設展もついでに鑑賞  相変わらずここはすごい

近くに住んでいたら しょっちゅう通うのでしょうが・・・

地方と東京の文化に触れる機会の差は埋めることが出来ない

家庭が貧しいと教育が受けられず貧しさが再生産されるという話

もちろん大問題だけど  同時に知ってもらいたいのは

教養のない田舎の家庭に生まれるとたとえ裕福でも教育には到達できないってこと

教育の重要性じたいが不可視だから

文化資本の格差は「気付くことさえできない」という点で深刻

文化と教育の格差を論じた阿部幸大さんの意見です

今回も演奏会、博物館 大いにその差を感じたのでした

都会に住んでいる人には想像できないかもしれないけど

特に未来ある子どもたちが機会に恵まれることが少ないのが残念

田舎に住んでる人ならそう感じることが一度や二度あるに違いありません

こうやって時々自分が目で見て触れて感じて心もリフレッシュできました