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つれづれなるままに・・・・

冒険の書/南谷真鈴

2017-06-12 | 登山

日本人最年少でのエベレスト登頂して七大陸最高峰登頂達成し、昨年は南極点、今年の4月に北極点に到達して

七大陸最高峰・北極点・南極点到達(エクスプローラーグランドスラム)を20歳112日で達成した女子大生南谷さんの冒険が書かれています

本を読んで何が凄いと思ったかと言うと・・・行動力

自分の親の資金援助は受けず、片っ端から電話やメール、手紙などで企業に支援をお願いして

資金や道具を提供してもらっての挑戦・・・なかなかできることではありません

支援してもらったからには何が何でも成功させたいという彼女の強い意志も並大抵ではないです

加えて

高校3年生の春休みに、5人でパーティを組んで挑んだ長野県の八ヶ岳連邦にある阿弥陀岳(標高2805m)の下山中

互いの体を繋いでいたロープが左足に絡み、外そうとして誤って急斜面を頭から滑落

250mほど下の岩間に落ちるも、奇跡的に大きな怪我はなかったのdすが携帯電話が通じず、救助を呼ぶことができなかったそうです

雪に掘った穴に入り、一晩中、ありとあらゆる所持品で寒さから身を守り

翌朝に救助のヘリコプターに発見されたものの、普通ならトラウマで山にいけなくなりそうなのですが

この経験でより慎重に山に挑むようになったといいます

山に登るきっかけは

12歳の時に、エベレスト登頂を果たした女性、ニムドマ・シェルパというネパールの貧しい農村に生まれ

国連の支援を受けながら学校に通っていた少女の新聞記事を読んだことだと言います

 

いろいろなきっかけで山と出会って彼女の行動力で簡単ではないエクスプローラーグランドスラムを達成したことは

すごいとしか言いようがありません

正直本の内容っていうか文章はう~ん・・・だったのですが、どういう登山だったかと言うことは伝わってきたし

とても素直な気持ちで書かれてあって共感できることも多かったです

私は険しい所とか最高峰を目指したいとかそういうのはなくて

その山の空気とかその場でしか味わえない臨場感とか非日常の世界で心身ともにリフレッシュできればいいかなと思ってます

低くても高くてもそれなりに感じることがあるのでそれでよし^^

最近は登る機会も減ってきていて 今日はちょっと時間があるので隙間時間に1時間ほど登ってこようかな?と思ってます

このところ週末が忙しすぎるのですが、娘に1時間あれば登れる場所もあるから気持ちをリセットしたらと勧められたので(笑)

早朝や夜遅くに本ばかり読んでますが確かに体を動かしてないので・・・何かしないと