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つれづれなるままに・・・・

雲井雅人サックス四重奏団

2010-12-19 | 音楽
昨日は大社で雲居雅人サックス四重奏団のコンサートが行なわれた。
今回はクリスマスコンサートということで
どちらかというとクラシッククラシックという堅いコンサートではなく
幅広い分野の曲をチョイスしていて
誰でも楽しめるコンサートのプログラムだった。
個人的にはサックスカルテットのクラシックの曲をもっと聴きたかったですが・・・

柔らかいサックスの音色を普段聴く事はあまりない。
CDでは聴いてもサックスのライブはこちらではなかなかないからだ。
サックスという楽器は
1840年代だったと思うけど、アドルフ・サックスさんが発明して
自分の名前を楽器の名前として命名した。
楽器の名前が人の名前っていうのは珍しいと思う。
サックスは新しい楽器なので
オーケストラの作品では近・現代の作品でしか使用されないけど
ジャズやポップスなどではよく使われるので
皆さんよくご存知だと思う。

バロックから現代まで
多彩なプログラム。
技術はもちろん素晴らしいけど
息の長い旋律がとても美しく心地よく響いた。
クリスマスコンサートだったので
宗教曲も多かったのですが
まるで教会にでもいるかのような錯覚を覚えました。
それくらい息遣いが統一されていた。

サックス一本だとこういう響きにはならないけど
大小あわせて4つのサックスが集まると
実に色彩感、立体感のある響きがする。
これがサックスアンサンブルを聴きたくなる一番の理由です。