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つれづれなるままに・・・・

第九の季節

2010-12-13 | 日記
昨日は島根で第九の演奏会が開かれた。
と言っても、息子がいろいろあって私は行ってないが
娘と夫は聴きに行った。
というのも・・・70過ぎた義母が出演したからだ。

第九の合唱に初めて応募したのは3年前。
一度、あのステージで第九を歌ってみたかったと言うので
家族に薦められて参加した。
最初はドイツ語の歌詞に翻弄されていたけど
今ではカタカナ読みのドイツ語で歌っている。

この季節になると全国あちらこちらで第九の演奏会が開かれる。
特に東京では休日にはいくつもの会場で演奏会がある。
島根ではこの1回のみなのですが、
音楽愛好家たちが一生懸命練習をして行なわれる
手作り第九は今年で19回目。
それを楽しみにしている人も多いようで
毎年会場はほぼ満員。

第九がこんなに演奏される国は
世界の中で日本だけ。
いろいろな理由がありますけど、
こんなに演奏されるなんてベートーヴェンは予想していたのかな?
4楽章の歌の部分は有名ですが、
ゆっくりとした3楽章は本当に美しい。
何度か私も演奏したことあるけど
演奏するのは正直シンドイです。
でも4楽章で合唱が入ってくると
演奏しながら何か熱いものがこみ上げてくる
そんなすばらしい曲だ。
耳の聞えなかったベートーヴェンは本当にすごいと思う。
またシラーの歌詞もいい。

これからテレビで放送される機会も増えるだろから
是非聴いていただきたい、そんな1曲です。