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つれづれなるままに・・・・

パユのコンサート

2010-10-16 | 音楽
昨夜はベルリンフィルの首席フルート奏者の
エマニュエル・パユさんの演奏会へ。

とても人気のあるフルーティストなので
会場にはたくさんのフルーティストが集まっていた。
友人や知人がいっぱい。
やはりこんな田舎にいても
パユのコンサートが聴けるとあれば
みんな集まってくるんだ!
もちろん私もその1人ですが・・・・

日本の名曲、宮城道雄の春の海(お正月に必ずかかってる曲です)で始まり
その後は武満徹作品へ。
武満さんはフルートが好きだったんだろうか、
なんだかそう思わせてくれた。
日本の尺八をイメージさせるような奏法や技法もあって
とても難しい作品だったけど
繊細だけどとても広がりのある作品で
不思議とその空間に自分も引き込まれていくのを感じた。
よくその繊細さを表現していたと思う。

後半は私の大好きなピアソラの作品も演奏されたけど
フルートで演奏するとなんだか洗練されすぎていて
お上品なカフェでお茶でも飲んでいるそんな感じがした。
好みなんでしょうが、フルートの演奏はすばらしかったです。
アンコールのイベールの間奏曲は
難しいパッセージだろうけど
その難しさを感じさせず
サラリと演奏されていてすばらしい。

とにかく色彩感溢れる演奏で
また、ハンサムな美貌に癒された。

やっぱり秋はコンサート。
地方にいるからいいものの
東京に住んでいたら、
私は間違えなくコンサート貧乏になっていたと思う><