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つれづれなるままに・・・・

ぼくの道具/石川直樹

2017-12-11 | 読書

司書さんに勧められた一冊

写真家の筆者がヒマラヤやk2での撮影など 

かなりハードな環境下で愛用している道具(服装や装備)を綴っています

それ以外にもK2遠征の話が写真付きで綴られてました

山の道具についてが多かったんですが

エピソードもあったり 現地の人はどんな装備なのかとか

過酷な環境の中でも ちょっとした道具や工夫で快適なものになるとか

興味深い話ばかり

アウトドア中心の話ですが 

日常生活でも使えそうな工夫やアイテムが満載で読んでいて飽きませんでした

アイテムは全部で96点  カメラや薬 洋服などなど  

 

私はキャンプは小学生以来したことありません

ある頃から完全インドア人間で アウトドアには興味なしでしたから・・

快適さを求めて時々いいホテルに泊まるとか そういう類の人間でした

自分の心が壊れて海に潜るようになってから 

子どもの頃のアウトドア体験を思い出して釣りに行ったり山行ったり

自然の中にいる心地良さが 自分を癒してくれて今日があります

息子に誘われて始めた登山も今ではすっかり趣味になっちゃいました

なので 次はテント泊してみようかな!?

その前にテントの準備とテントの立て方教えてもらわなきゃ(笑)


身軽に生きる/矢作直樹

2017-12-06 | 読書

昨年東大病院を退官した矢作さんの本・・

矢作さんの本というと 人は死なない とか おかげさまで生きるを読んだ人多いと思います

私もいろいろ読みましたが 今回たまたま図書館の新刊で見つけたので予約

救急の現場におられたから いろいろな生きざまを見てこられたんだと思います

いつも矢作さんの本を読むと気持ちが楽になりますが今回もすっとした気分になりました

日頃から矢作さんが書かれてるように思うようにしてるからです

といってもまだまだですが そう思うだけで楽に考えられることも多いです

今回も わかりやすい言葉で書かれていて

他人を信頼しても期待はしない これは仕事と割り切る 過去や未来ではなく現在を大事にする

なるほどと思うアドバイスがたくさん♪

中でも私はストレスをためやすいタイプなんですが

主観的に考えず自分を悲劇の主人公化しないこと なぜなら広い宇宙に比べたら大したことないと・・・

近年 だいぶセルフコントロールできるようになったというか

そんな風に思うことでストレスは格段に減ってきてるように思います

とらわれない生き方って言いますか そう考えるようにしないと

私は元々の思考が

こうすべき、こうしかならない、こうなるはず・・的なところがあるので気をつけないとです

私たちが当たり前だと思っている常識というのはその時代固有の思い込みかもしれないし

その常識というのは時代とともに変化するので常識に縛られすぎなくてもいいのでは?ということでした

一番共感したのが縁の話

適宜適会・・必要があれば必要な人に出会い 必要がなければ出会わない

なるほど・・・すべて自分に必要だから多くの方に出会ってるのですね

矢作さんの本を読んでいると 生かされている と感謝の気持ちが湧いてきます

今回もとっても癒されました


愛の方程式/金澤翔子・金澤泰子

2017-11-20 | 読書

金澤翔子さんの書・・・とってもパワーを感じますよね

金澤翔子さんの書とお母様の泰子さんの一冊

翔子さんの書いた書にお母様のエッセイが載っていて 翔子さんの普段の様子を垣間見ることができました

ダウン症の書家として有名ですが そんなハンディは私は気にしてなくて

ハンディがあるからすごいのではなく 書そのものに躍動感があるので人をひきつけるのでしょう

健常者と何ら変わりないし彼女の感性の素晴らしさなんだと思います

先日ダウン症のお子様がいらっしゃるご家族をガイドさせて頂き

とても愛嬌のあるお子様で家族もとても楽しそうで私も楽しかったです

お母様がダウン症の子を産んだ時や育てていく中での悩みについても書かれていましたが

周りと比べることなく翔子さんにあったのんびりした子育てをされててそれがよかったのでしょうね

お母様が書をされてた影響で始めた書のようですが 

誰もが知る風神雷神の書が生まれたことは 神様が示された奇跡だと感じられたそうです

また興味深かったのがアインシュタインが娘リーゼルに宛てた手紙に

E=mc2(エネルギー=質量×光速度の2乗)は愛の方程式なのだよ と言ってたこと・・・知りませんでした

宇宙の真理を表すこの数式・・そんな意味があったとは!?

アインシュタインは 

この世界を支配している絶対不変の法則で

いまだ正式な説明がなされていないエネルギーがありそれは愛である  ・・と

 深い言葉ですね・・・

翔子さんの書もたくさん紹介されててとってもいい本でした おススメです


「言葉は武器になる。/梅田悟司

2017-11-19 | 読書

人気コピーライターの著書です  

言葉にして人にどうやって伝えるかを教えてくれる1冊でした

偉人の言葉も載せてわかりやすく解説されてたので参考になりました

日頃から言葉のパワーを信じて必ず伝わるだろうと言葉を選んで伝えてるつもりですが

伝え方のテクニックがあるっていうのがわかりました

ちゃんと日頃から自分の考えを整理して

具体化することを心がけていかないとダメですね

言葉に出来ないのは考えていないのと一緒らしい^^;

自分の思ってることを自分の言葉で伝えるには難しいけど

それを言葉に出来れば武器になる

それが当てはまるのが田マハさんの本

言葉にパワーがあって素敵な言葉が多く胸に響きました

私は人に何かを伝える商売なので目から鱗多かったです

薄っぺらい言葉しか使ってないのかも・・・と反省した次第です

引き出し増やして頑張ります


生きていくあなたへ/日野原重明

2017-11-17 | 読書

今年105歳で亡くなられた日野原先生の本

1世紀も生きられたんですよね・・

その生命力はもちろん亡くなられる前まで精一杯医師として使命を真っ当されたと思います

この本はインタビュー形式で書かれたものですが

このインタビューの間ご自宅で転倒され肋骨にヒビが入って

全てのスケジュールをキャンセルしたにもかかわらず

このインタビューだけは受けたいという強い希望で実現したということです

 

私は近年 心癒される本をよく読みますが こんなに胸にすっと入ってくる

優しい言葉はなかったように思います

それは先生の優しいお人柄と全てのことに感謝される姿勢からだと感じました

よど号ハイジャック事件で人質にされた経験を持つ先生は 解放された時

この命は与えられたもの

これからは自分のためではなく 人のために命を捧げようと決意されたそうです

クリスチャンだったこともあるのかも知れませが

そんなに簡単に出来ることではありません

聖路加国際病院を建て直した時 こんなに広い廊下どうするのかと言われたそうですが

地下鉄サリン事件の時に現場に近かったこともあり

600人以上も受け入れ まさに戦場のような状態だったと言いますが

そのようなことも想定して病院づくりするなんてなかなか出来ることではありません

なかで本の中で印象に残ったのは  ゆるすことの難しさ

近年 ゆるすことで 自分が少し楽になれる感覚がありますが

それでも 全て仏様のごとく広い心で・・・とはいかないことも多いです

それが人間の愚かさだと言うことですが  まだまだダメな人間だなと思いました

また 先生の言葉の中に

待ち望むこころ  その希望を持つことで  私たちには生き抜く力が与えられる

とありましたが  一時 落ち込んでどうしようもない時期

少しの希望で前を向いて少しずつ歩いて来れたと思っています

最後に  先生のメッセージ

クラークさんはボーイズビーアンビシャスと言ったけど

私はキープオンゴーイング

感謝に満ちた気持ちで キープオンゴーイング

さらに 前進また前進を 私達はつづけなくちゃならない

喜びと感謝でキープオンゴーイング

 

私のいちばん好きな言葉は エンカウンター

私の人生でのみなさんとの出会い

みなさんの思いと 私の思いを合わせて

なおこの旅を続けていこうではありませんか

行きましょう キープオンゴーイング

私も頑張らないと・・・  優しく励まして頂きました