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つれづれなるままに・・・・

成功している人は、なぜ神社に行くのか/八木龍平

2017-04-30 | 読書

随分前に図書館で予約していましたがやっと順番が回ってきました

昨年出版された本でベストセラーになってるらしいです

最初に成功した人が訪れていた神社が紹介されていましたが これに関しては以前から言われていたことです

武田信玄は戦の前には諏訪大社に行っていたというし、信長は桶狭間の前に熱田神社

家康はあちこち神社に詣で信仰していたらしいし 松下幸之助は石清水八幡宮 岩崎弥太郎は神田明神

出光佐三は宗像大社 吉田茂は箱根神社

真言宗の空海は高知の五所神社 京セラの稲森会長も工場内に神社を作って7年に一度御柱祭をしてる

この2人仏教徒じゃなかったっけ??? 秀吉ことは書かれていないけど秀吉はお寺だったような・・・

そもそも日本人に限らず太陽 月 山 海 宇宙などの自然などを太古の昔から信仰していて

神が宿るとでも言いますか自分自身ではコントロールできないなにかパワーみたいなものを感じていたのでしょう

この本には神社の参拝の仕方とか知らなかったこともたくさん書かれていて

神社にお参りするときにはきちんと正しく参拝しようと思いました

でも・・・個人的には途中から??と納得いかないところもありました

この本に10年後になくなる職業を載せなきゃならないのかな??その職業の人はどう思うのだろう??

でも神社のことを知るきっかけになりました

結局 神社にわざわざ足を運ぶことで 自分の決意とか自分を見つめることのきっかけになって

その気持ちが力になって行動できる・・・と、私は解釈しました

だってパワースポット巡りばかりしている人が必ず成功してるわけでもないだろうし

これって参拝の仕方が間違ってるのか、参拝するだけではダメで人として立派にならないいけないのかな??

神社に行くことがあったら正しく参拝したいと思います


百田百言/百田尚樹

2017-04-18 | 読書

百田さんの新刊で百田さんの小説の中で出てきた言葉を集めた一冊

人生の様々な場面において項目ごとに名言が集められていたので読みやすかった

小説で出てきた名言についての意図がどういうものであったかという解説が書いてあって

なるほどっていうか、あの時の言葉はそういう意味も込められていたのかと

小説家の意図を初めて知る内容もありました

百田さんの小説は読んでて面白くて世界に入り込める作品が多く私も読むのですが

この本を読んでまた読み返してみると違った感想を持つのかもしれません

本の最後に書かれていた言葉は「錨を上げよ」の作田又三

 

人生は生きるに値するものだ

 

様々な遍歴の末に何も得られず愛する人も失って絶望な虚無感にとらわれていた中で思った言葉

今の私には心に響く言葉だった


無意味な人生などひとつもない/五木寛之

2017-04-17 | 読書

私は行きづまるというか、しんどいなって思うといつも五木寛之さんの本を読みます

五木寛之さんというと直木賞作家ですし大河の一滴など名著が多く、エッセイは仏教感も交えつつ話されてます

近年親鸞に関する書を出版されてますのでそういう内容のエッセイが多いのですが

仏教を交えて描かれているのでしんどい時は癒されるというか ものの条理っていうか腑に落ちることも多いです

もう20年位五木さんの本は欠かさず読んでいて自分の生きる意味とか前向きに考えられるようになります

 

正直今の自分は蛻の殻と言いますか、娘には鬱病じゃないかと言われるくらいです(笑)

理由についてはハッキリわかってますが

誰かにそのことを話せたら楽になれるんじゃないかなと・・・なので娘には心療内科進められてます(笑)

そういう感じなのでこんな本を読んでると大丈夫なのか????って言われます

 

五木さんの本は無理に頑張らなくてもいいというか、ありのままでいいという内容なので楽な気持ちで読むことができます

私が世の中というか誰かの役に立てているのかとか、社会貢献できてるとか悩むこと多いですが

この本を手に取ると こんな私でも生きている意味があるのかな??と感じられるのでいつも励まされます

それは、五木さん自身がいろいろ苦悩があったから私のように壊れた人間に寄り添うことができるのでしょう

私はよく自由人だと他人から言われます 昨日もそんなことを言われました

確かに他人からみると旅に出たり好きなことをしているように思われがちですが

出来るだけ自由な発想でいたいという願望というか、今までの人生も普段もほぼほぼ自己犠牲の思想で

子どもたちには、もっと自分のことを考えて生きればいいと指摘されます

しかしながら、自分のことを考えていいのだろうか?と思ってしまうので

結局のところ不器用な生き方しかできないっていうか、性分なのかもしれません・・・

だからストレスを抱えてしまうのかも(笑)

とにかく何か行き詰まると五木さんの本は癒しを与えてくれます


僕らが毎日やっている最強の読み方/池上彰・佐藤優

2017-03-18 | 読書

2人の対談形式になった本です

新聞、ネット、雑誌、書籍、毎日たくさんのものを読む二人が普段行っている読み方を紹介

池上さんの本やテレビの解説はとてもわかりやすいし、

外務省のラスプーチンと呼ばれていた佐藤さんの本もよく書かれているので時々読みますが

ある意味最強の2人の読書術は私の想像を超えていました

私は比較的読書をする方ですが、このお二方に読書量は半端なくて

キッチンタイマーで読む時間を区切ったり、速読したり、新聞の飛ばし読みなど

私には想像もつかないスピードで読んでいるし、読み解く力があってただただすごいなと・・

自分の仕事部屋や使ってるPCやマグカップまで紹介されてましたが

そこにはやはりこだわりがあったり、堅苦しい本ではなかったのでスラスラ読めました

ジャンル別の読み方について書かれていたのもスラスラ読める理由です

それにしても、酒を飲むのは人生の無駄・・とは

島根県民はお酒をよく飲むので無駄が多いのですね(笑)

私が読書をする理由は、年齢的にいろいろな経験をする機会も減ってきているので

自分の世界が狭くなりがちになるので、読むことで世界を広がるのでは?という思いもあるからだし

何より、読んでいて面白いからです

いろいろな気晴らしがあるのですが、いつどこでもできる読書が意外と簡単に気分転換させてくれてるのだと思います


秘密結社Ladybirdと僕の6日間/喜多川泰

2017-03-09 | 読書

喜多川さんの新刊・・・やっとよみました

本の説明にはこんなことが書いてありました

主人公の颯汰(そうた)は誰もが羨む水泳のセンスを持つ高校3年生。

しかしライバルに本気で挑んで負けるのが怖く、早々に水泳を辞めて「書道部」に所属しながらダラダラした受験生活を送っている。

そんなある日、颯汰は熱中症になって道端で倒れてしまう。

次に彼が目を覚ますと、そこは父親がお気に入りで何十回と観ている映画『Ladybird』に出てくるバーだった。

しかも目に映った人物は映画の中でいつも観ているその人たち本人……。

キラキラと輝くように生きている大人たちとの出会いが、颯汰を変えていった。

Ladybirdかぁ・・テントウムシの秘密結社!?今回はどんな喜多川ワールドが広がるんだろうかと楽しみでした♪

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、高校生にもお勧めですが我々40代にもメッセージがあるのでは?と

実際あとがきに高校生の時から30年経った48歳の大人たちが

これからの自分の人生のあり方を見直すことも同時にテーマとしていると・・・

なるほど・・・いつも考えさせられるけど今回はさらに・・・こんなことが書いてありました

~大人は違う。自分ではない誰かのために、自分以上に大切な誰かや何かのために自分の人生を使うんだ。そこにこそ真の幸せがある

   中略

最初の30年は自分の夢をかなえる力を養うLadybird幼虫期。次30年はその力を自分よりも大切な誰かのために使って生きるLadybird成虫期。

なるほど・・・そうしたいと思っているのですがまだまだできていない><そして

人間、つらいことや苦しいことがあると、それが原因でダメになっちゃう人と、それが原因で成長する人がいる。

ダメになる人は、自分ではない誰かや何かのせいにする人。そうではなく、自分の何が悪くてそうなったんだろうと考えることで大切なのは未来視点である。

つまり、未来の自分からの要望で今の試練があると考えられるようになると、それに立ち向かう勇気が生まれて成長につながっていく

いつも自分に言い聞かせていますが、勇気をもって前を向いて歩くことは結構スタミナがいるなと最近感じます^^;

そしてLadybirdのメンバーで注目の映画監督二階堂肇が中3に書いた「ふさわしい人」という作文の一説が良かったです

自分の努力にふさわしいものが、自分の将来に手に入るそんな生き方をしたい

そしてそれが与えられることを信じている

だから僕はどこまでも、どこまでも頑張る人でいたい

僕は、自分のやってきたことにふさわしい人になりたい

受験前の子供に読ませたかったなぁ・・・相変わらず言葉の魔法の数々・・・

合格してても落ちててもこの本読ませようと思います

今回は、前半の謎?みたいなものが後半にすっと解けてスラスラ読めました

いつもですが、喜多川さんの本って自己啓発本みたいなんですが、いろいろなことに気づかされて反省して

また今日から頑張ろうって思いました!

一度しかない人生なのでまだまだ頑張らないと・・・です