【GET SMART'S BRUCE AND LLOYD OUT OF CONTROL】
2008年劇場未公開
製作国:アメリカ
監督:ジル・ジュンガー
出演:マシ・オカ、ネイト・トレンス、ジェイマ・メイズ、マリカ・ドミンスク、J・P・マヌー、ラリー・ミラー、ブライアン・カレン
STORY:スパイ機関“コントロール”が開発した特殊装置を紛失したドジな研究員・ブルースとロイドが、自らの研究員生命を懸けて装置奪還に奔走する。
『ゲットスマート』のスピンオフ作品で、スパイ機関“コントロール”の特殊装置開発研究員のブルースとロイドがメインのお話です。この2人がいい味出してたので気になって観てみました。
本家『ゲットスマート』は思ってたほどハマれなかかったのですが、こちらの作品は私にはこちらの方が好みだったようで面白かったです。マシ・オカ演じるブルースはいつも冷静なんだけどどこかとぼけたキャラで、相棒のネイト・トレンス演じるロイドは落ち着きがないという対照的なコンビがいいですね。
お話のメインは2人が開発した特殊な布で身を隠すとあらあら透明になっちゃう~という布が盗まれて、それを取り戻そうというものですがスジは大したことないんですよ。でもキャラと小ネタが面白いのでそちらで楽しめました。
確か本家でも開発途中で出てきましたね。それに本部が破壊された~というシーンも出てくるので、スマートとエージェント99が活躍してる裏でのお話のようです。
ブルースとロイドの開発したアイテムがいろいろ見られたのも楽しかったんですが、完成品がいつも何かしら欠陥があるところがツボでした。いざっという時にはちゃんと改良されていてバッチリ。
研究室の様子もどこか007に出てくるQを思い出す感じでワクワクしますね。助手のニールがやたらと実験の犠牲になってるのが笑えます。レーザーを浴びると髪の毛がサラッと抜け落ちちゃうレーザー銃は怖すぎ。マウスに実験のはずがその先に・・・
ブルースとロイドたちのドタバタぶりも楽しいけれど、女性キャラの解剖専門の腐敗臭が漂うニーナも参戦してからテンポよく進んでいきます。仲間たちの腐敗臭のたとえが笑えます。そこまで臭いんか~本人は可愛いのに最悪ですな。でもゾンビではありません、、、
ニーナ役のジェイマ・メイズがどこかで見たなーと思ったら『パニックフライト』や『鉄板英雄伝説』にも出てました。特に美人じゃないんだけど目が印象的でかわいい人です。
どうやら髪が抜けたニールを演じるJ・P・マヌーはちゃんと剃ったらしいのですが、同じく犠牲になるブライアン・カレンは実際に薄毛の悩みがあったために特殊メイクだったそうで申し訳ないけど笑っちゃいました。そりゃそうですよねぇ、この後生えてくるか厳しいかも。でも2人ともスキンヘッド似合ってましたけどね。
個人的には続編作ってほしいくらいですね。あ、ちゃんと字幕で笑えましたよ。
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