
【MISSION: IMPOSSIBLE - THE FINAL RECKONING】
2025/05/23公開(先行上映05/17-05/22) アメリカ 169分
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムス、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、イーサイ・モラレス
「ミッション:インポッシブル」シリーズ第8作目で、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』と合わせての2部作となる後編。人類最大の脅威となったAI“エンティティ”の暴走を食い止めるべく、過酷なミッションに挑むイーサンとIMFの仲間たちの活躍を描く。監督は5作目から続くクリストファー・マッカリー。
先行上映で鑑賞。いつものシネコンはスクリーンの大きさの問題でMOVIXへ!
AIテーマにした物語で、奇しくも後編の撮影はまさにAIに絡んだストライキにより遅れたことで、より作品にリアリティが増して、AIの脅威をシミュレーションするような物語。ファイナルというサブタイトル、集大成という宣伝文句もあり、このシリーズも最後なのかと思わせるけど、2部作の完結編という位置づけで良いのかな。そしてこれまでのMIシリーズの集大成ともいうべき作品に仕上がってましたね。
前作の山からのバイクジャンプや崖っぷちの列車からの脱出など過去作からスケールアップしたアクションだったけれど、後編は....それを超えたトムの超人的なアクションに圧倒~っ。もはや人間ではない? 笑。陸海空のすべてのアクションを網羅したとんでもアクション💦 映画館の大きなスクリーンで観るのが必須のすんごい作品だった。トム...生きてて良かったって本当に思いましたもん。
潜水艦のシーンは大丈夫と思っててもハラハラドキドキ💦 つい自分も息止めてたり...。助け出されても普通は死んでるよね、、、。飛行機のシーンは顔への風圧が怖さを物語っていて、力尽きてあの手を離したら...と思うとゾッとする。CGではなく生身でのスタントだからこその恐怖感は観る側も感じられるのでこれぞ映画!と思わせてくれる。
物語は“エンティティ”の暴走を食い止めるために、様々な犠牲を払いながらも食い止めるものでなかなかのシリアス路線。前編のようなMIシリーズらしさとは違った感じなので好みはわかれそう。でも2部作なので1つの作品として考えるとやはり素晴らしく作品。トムのとんでもアクションが凄すぎて、“エンティティ”の存在が薄くなってしまったけど 笑
グレースがまさにエージェント・カーターだった 笑。シリーズすべてに登場しているルーサーもお疲れ様でした...。ベンジーも危機的状況にドキドキした。パリスも元気で良かった。イケオジのガブリエルはちょっとあっさりだったかな。執拗にイーサンを追い回すブリッグスが何で?と思ってたけれど、まさかの正体に驚いた。あと、忘れ去られてそうな人が再登場してて大きな驚きだった!1作目からおさらいをしといて良かった~でも当時の映像も流れるのは親切。
MIシリーズもこれで終わり感というよりは一区切りという感じなのかな。
常に全力で映画製作に挑むトムには敬意を表するとともに、これからも応援します!!
鑑賞日:2025/05/17