
【A COMPLETE UNKNOWN】
2025/02/28公開 アメリカ 141分
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリー
時代は、変る
STORY: 1961年、世の中が大きく変わり始めた激動のアメリカ。ミネソタからニューヨークへやって来た青年ボブ・ディランは、ミュージシャンのピート・シーガーと出会い、彼の導きでプロのミュージシャンとしての一歩を踏み出す。そんな中、シルヴィ・ルッソと出会い、深い仲となっていくディラン。やがて彼の生み出す楽曲は若者の心を捉え、時代の寵児となる... (allcinemaより)
まだ何者でもなかった青年ボブ・ディランがスターダムを駆け上がっていく日々に焦点を当て、ミュージシャン仲間や恋人との交流を軸に、名曲誕生の瞬間や今も語り継がれる伝説のステージを巡る秘話を描く。監督は『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『フォードvsフェラーリ』『LOGAN/ローガン』『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』などのジェームズ・マンゴールド。
ボブ・ディランは知っている程度だけど興味を持ったので鑑賞。今年のアカデミー賞では、作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞含む8部門ノミネートされていて授賞式前に観られてよかった。
ボブ・ディランを演じたティモシー・シャラメは全編にわたって本人の歌唱だそう。歌い方は似てたと思うし、何気ない仕草もかなり研究してきたと思うのでファンの方の意見も気になるところ...。ジョーン・バエズを演じたモニカ・バルバロも本人の歌唱らしいですね。お二人とも作ってる感がなくてちゃんとミュージシャンだったし自然でよかったと思います。
ボブ・ディランといえば2016年のノーベル文学賞を受賞して話題になりましたね。授賞式は欠席でしたが...。楽曲も好みだったけど、字幕からだけど特に歌詞が良いなと。本人は周りに影響されず自分の信じる道を行く感じでそこが魅力的なのかな。どんどん注目を集めていくと周りの人たちとの考え方など違和感を感じていく過程も丁寧に描かれてたと思うし、ロマンス的なところもさらりと描かれていたのも好印象。映画としての脚色した部分もあると思うけれど、彼の人となりがわかる作品。
クライマックスのライブシーンはハラハラ感とワクワク感があって見ごたえありました。あの大観衆の中で自分を貫いていくところはカッコ良かった♪
鑑賞日:2025/03/01
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます