
STORY: カトリック教会の最高指導者であるローマ教皇が心臓発作で死去する。教会関係者は突然の悲報に動揺しながらも、すぐさま新教皇を決めるための教皇選挙の準備に入り、主席枢機卿のローレンスが一連の手続きを執り仕切ることに...(allcinemaより)
“教皇選挙(コンクラーベ)”の舞台裏を描いたロバート・ハリスのベストセラー・ミステリーを映画化したサスペンス・ミステリー。世界中が固唾をのんで見守る教皇選挙を舞台に、各勢力の思惑や駆け引きが交錯し、次々と情勢が変化していく選挙戦の行方を描く。本年度アカデミー賞脚色賞受賞した作品。監督はNetflix版『西部戦線異状なし』のエドワード・ベルガー。
予告編を見てとても楽しみにしてた作品。今年のアカデミー賞で脚色賞を受賞して期待値が上がるけれど、とても興味深かったし、淡々と描かれていくのだけれど適度に緊張感もあり期待以上に面白く見ごたえある先品。とにかくラストが衝撃的過ぎ!!
コンクラーベは密室で行われ、そこに候補者たちの秘密や陰謀などなどミステリー要素も加わって引き込まれる展開へ。いろいろな出来事が起きるのだけれど、コンクラーベの指揮をとるレイフ・ファインズ演じるローレンスがひとつひとつ片づけてていく感じで、なんか探偵さんのよう。そのローレンスも、心の変化が丁寧に描かれていて良かった。こうしてみると枢機卿たちも一般人とそう変わらないと思ったり...。
実際の建物で撮影されたのかと思ったら、バチカンでは撮影が許可されないのでセットだというから驚き。レイフ・ファインズの枢機卿姿はとても似合ってて素敵でしたーっ! おじさま枢機卿たちがお揃いの服で集まってお話中の様子を上から映してるところがツボでした 笑。
鑑賞日:2025/03/20
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