ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

ニッキーにもきちんとさようならを言ってね

2013年02月27日 | 日記

 私にもきちんとさようならを言ってね

 先日 ニッキーの甥に当たる 盲導犬のクーガが川越に出かけた。
 その折 ボランティアをしてくれたご夫婦と半日 楽しく過ごして 駅の改札口で別れた。
 その時 ボランティアさんが はっきりと クーガに挨拶をしなかったらしく 改札から 駅構内へと入るのを拒否。
 ボランティアさんの存在が気になっていなくなったので 気にかけての結果だと推察する。
 盲導犬が 一度 座り込んだら 動かすのは大変。その後 何とか改札を通った。
 これを考えると 盲導犬といえども 一緒に動きながら グループの一員としての意識をしっかりと持っているのだなと 考えさせられた。

 今日 句会の後 参加者全員でチケッットを買いに駅へ行った。
 買い終わって それぞれがさようならと言って 改札に入っていった。
特別に ニッキーに個別のお別れをしなかったら ハウス ゴー とコマンドをかけても
ニッキーは独活家内。
改札の中を覗き見ている。
 時間は丁度 夜のご飯タイムだったので 例の殺し文句の
おうちに帰ってご飯に仕様ね と言うと 
漸く ハウスに向ってくれた。

 こうしてみると 盲導犬は単なる歩行のツールではなく その場のなかまであると認識していることが よく 分る。

 無視してはいけな。 さて 最近 海外で日本人が事件や自己に巻き込まれて死んでいる。熱気球はおかあさんも載りたいと想っていたので ショック。こんなにもろく人名を奪うとは。
どんなに恐怖の内にシンで言ったかと想うと お気の毒でならない。
 そういえば かって ルクソールではテロに巻き込まれて 多くの観光客が亡くなった。
 その後の遺族の心情をテレビのドキュメンタリーで見たが 残されたほうも痛ましい。
 これは運命としか言えないのか。今度の事故の遺族は どう 心の傷を癒すのだろうか。

 更に グアムの事件を起こした犯人は 異国の遣り方で取調べを受けていて 物事を正常に判断できない障害があるとの事で 弁護士は無罪を要求していると報じられた。
 これから 精神鑑定をするらしい。
おかあさんなどは 人の不振な動きは見て逃げることもできないので 怖い。
 どこに危険があるのか分らない。
 随分不確かな世の中になったものだ。