ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

「奇跡体験! アンビリーバボー」というのを久しぶりに見て

2007-05-24 | 実話?
UFOを見たという体験を語るとムキになって否定する人とか、面白がってもっと語れという人とか、まあ、意図しない反応を引き出すだろうなと思いつつも、三十年ほど前の目撃を語りたくなった。

奈良県明日香村。高校を卒業し、大学に入ろうという春休み。中学・高校時代を通じてペンパル(文通友だち)であった大阪在住のTくんと、その友人、こちらもひとり友人連れて、計四人で民宿に泊まり、亀岩だの石舞台だの見学して回ったのだが、そのころの高校生(卒業式は一応終わっているけどね)はまだまだ純情である。その夜、トリスのポケット瓶を一本買い、サイダーで割ったものを味わいながら語らううちに、

「yuimorさん、UFOを呼びましょう」

「ああ、いいね。呼びましょう、呼びましょう」

さて、まだ浅い春。窓を全開し、冷たい空気が吹き込む中、真っ暗な空に向かい頭の中で呼びかけて……。

なんと、ほどなく暗い夜空に現れた発光体の、そのジグザグの飛行っぷりよ!

それよりも不思議だったのは、開け放った窓の左手に暗い空よりも一層黒くそびえる「Aの丘」の向こうから不意に現れ、光る何かを射出した揺れ動く発光体。この不思議な物体は同じ動きを三度ほど繰り返しました。

さすがにここまで不可解な発光体は大阪勢二名も、東京勢二名も見たことがありませんでした。

場所も場所、明日香村だしね。よい思い出です。

あ、発光体じゃないものは、もっと不思議なものを見たことがあるのですが……まあ、いいか。


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