本日の「名探偵コナン」は先週と前後編。十年前、リアル小学一年生であった新一少年が謎めいた暗号を解き明かすという話であるが、終盤今の「コナン」が当時の「新一」の誤りに気付くというネタと相まって、「?」「!」という手紙の応酬が紹介されるのであるが……。
この元ネタは世界一短い一問一答というやつ。
「レ・ミゼラブル」の作家ヴィクトル・ユゴーが、自分の本の売れ行きを懸念して出したのが「?」という手紙。書肆より「!」という返事を受け取ってユゴーは喜んだという。
そういう元ネタを明かさないのは「アンフェア」な気がするのだが、如何に?
前々回のコナンは映画「スピード」が元でしたね。
やっぱり「アンフェア」ですね。
権利とってるのか心配しました。
ちなみに姪っ子が、中学の時入っていた演劇部のメンバーが図書室で「魔女の宅急便」を見つけ「あ!映画をぱくってる」と言ったらしくびっくりしてました。
映画の原作とは思わない子もいるのですね。
(^^;)
とりあえずは「組織」との関係もありつつ、蘭にも正体がばれるのではないかという通しネタの部分ですね。
確かに正体がばれているウルトラマンとか仮面ライダーというのもありなわけですが。
シリーズ設定の肝が、あまりに長くシリーズが続いたために形骸化したという……。
まあ、蝶ネクタイ型変声器と、即効性の睡眠薬ゆえの「名探偵 眠りの小五郎」なんてお約束や、仕方なく蘭の友だち園子を眠らせる「変化球」なんていうのは「水戸黄門」のバリエーションネタみたいなものですかね。
「魔女の宅急便」、パクリね。「ハウル」も「ゲド」もぱくりになっちゃいますね。まあ、それは大人がおいおい教えてあげればいい。
そうか! 前々回は「スピード」ね。実はまるでそんなことは思いつかなかったのは。
「スピード」が「新幹線大爆破!」のパクリだと思うから。
まあ、あの設定はオープンソースに近かろうと思います、もはやね。
中学生(もはや35~36年ほど前)のころに読んだ筒井御大の「欠陥大百科」。一問一答という項目。
「欠陥大百科」筒井氏はほとんど読んだと思ってましたが…探してみます。
国鉄(当時)の協力が得られず、新幹線内もオリジナルのセット、今見るとちょっとしょぼい感じもしますがシュノーケルカメラによるミニチュア・ワーク撮影など、素晴らしく、感動しました。
同時期の公開作品は東宝の「東京湾炎上」(こちらの併映は草刈正雄の若大将、湯原昌幸の青大将の、「がんばれ!若大将」でした)。
いやはや、懐かしいなぁ。