「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

『花巻中学校学校評議員会』開催

2013-02-21 17:48:49 | 日記
本日、花巻中学校の本年度第2回目の『学校評議員会』が開催され

下半期の学校評価についての説明と教育環境の現状報告がなされました。

この会議は、学校の外部委員によって学校の現状と課題について話し合う機関ですが

花巻中学校の場合、4人の委員と校長、副校長からなり

年2回、諸問題について率直に意見交換しているものです。

報告によれば花中では、学力やスポーツ面では比較的に順調な成果を上げているものの

生活面で一部に問題行動などもあり、最低限のマナーやルールが守り切れていないという

指摘がなされておりました。

しかし、それらは元来家庭で行うべき躾の問題であり

学校にのみ押し付ける問題ではないと感じております。

しかしアンケート調査でも、その傾向は顕著で、学校への期待や要求も多岐に渡っており

今一度、家庭の教育力についてしっかり考えなければならないと感じています。

学校の現場は、多忙・激務が日常化し、本来成すべき教育活動がややもすると、疎かになりがちであります。

改めて家庭・学校・地域それぞれの持ち分と役割を認識し、互いに協力し合わなければなりません。

人間形成の基本は、家庭からです。

この事を抜きにして、教育を語ることは出来ないでしょう。

照井


『高村光太郎記念館の整備計画』について

2013-02-21 09:07:14 | 日記
高村光太郎記念館は、花巻市太田に光太郎が晩年7年間独居生活をした高村山荘の西方に

1967年に開館した施設だが、築45年が経過し老朽化した上、展示スペースも手狭であり

関係団体からの要望もあり、国内唯一の顕彰施設として相応しい記念館にしようと

この度、新たに整備計画を示したかたち。


(写真は、光太郎山荘)

財団法人高村記念会が運営する記念館を、花巻歴史民俗資料館に移し、

公設民営とする方針を明らかにした。

基本方針によると、現在の歴史民俗資料館を廃止し、

主な資料は市博物館に収容する考えで、新たに高村光太郎記念館として整備するとしています。

この度の整備に向けては高村記念会から、十和田湖裸婦像原型や裸婦坐像など代表的な彫刻作品を含む美術品と

記念館整備資金として500万円の寄付の申し出を受けています。

歴史民俗資料館は1983年に開館し、花巻人形や昔の農具、生活用具など貴重な資料を保存展示する

施設だが、今後市博物館で事業は継承されることになります。

今後、光太郎生誕130年に当たる2013年度5月15日に開催される高村祭にあわせて

展示室のみでプレオープンし、全体整備計画を策定後

2014年度事業で施設整備や周辺環境整備を行い、

花巻移住70年を迎える2015年度に本格オープンさせる予定となっている。

多くの光太郎ファンや市民の期待は大きく、実りある計画策定が待たれる。

照井