湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ スウィーツ2点

2016年06月06日 23時01分25秒 | 日常・その他
「柿安 口福堂」さんの
「冷やし生チョコバナナ大福」です。

  ※よく冷えているので容器に結露しています。


  ※見苦しい歯型をみせてスミマセン。

  熊本県内には口福堂さんの店舗が3つあるようですが
  (そのうち1店舗は熊本地震での被害により休業中)、
  いずれもウチから遠いので、
  この菓子を食べたのは初めてです。
  買い物に遠出したカヅちゃんが買ってきました。

 バナナ風味とチョコ味を足した欲張りな大福餅ですが、
 冷やして食べるので、
 欲張ったわりには整った和の味(?)が楽しめます。


こちらは小樽の「LeTAO(ルタオ)」さんの「?」 ※商品名不明


  「鶴屋百貨店」で開催されている「夏の北海道展」(6月7日まで)に
  行ってきた兄からの頂きものです。
  LeTAOさんの菓子をたべるのは去年の父の日以来です。
  イチゴの甘酸っぱさが味わえます。
  
   ※去年の父の日に長女から送られてきた
     LeTAOさんのチョコレートケーキ →
      → Father's Day <2015.6.21> の記事の中に

 冷凍技術の著しい進歩により、
 北海道小樽の美味しい生菓子を熊本でも食べることができます。


--- バナナとイチゴについて ---

       ※上の菓子とは関係のない話です。


「パナマ文書」については、
案の定あまり報道されなくなってきましたが、
「バナナが食べられなくなるかもしれない」などと騒いでいた
「新パナマ病」(*)の件はどうなったのでしょうか?

 ※どちらにも "パナマ" とつきますが、
   パナマ共和国が当事者・発生源ということではないので、
   同国に対する誤解を招きやすいネーミングです。

 * : 1960年代に発生したバナナ特有の病気「パナマ病」は
    「グロスミッシェル」という品種を根絶やしに
    したそうです。
    現在流行している「新パナマ病」は、
    その「パナマ病」に強い品種「キャベンディッシュ」を
    襲う伝染病だそうです。
      「新パナマ病」に耐性のある品種が開発できなければ、
      食卓からバナナが消えてしまうかもしれません!?

バナナの生産量はフィリピンが世界一と思っていましたが、
2013年の数値は次のようになっていました。
ちなみに、大量に生産されるインドのバナナは
自国で消費されているそうです。
カレーにバナナは合うのでしょうか?

  1位 インド  2,757万トン
  2位 中国   1,207万トン
  3位 フィリピン 864万トン
  4位 ブラジル  689万トン
  5位 エクアドル 599万トン
 126位 日本     126トン

    ※日本以外は、1万トン未満を切り捨て。
    ※資料:GLOBAL NOTE、出典:国連食糧農業機関  


ついでに調べた同年のイチゴの生産量は次のようになっていました。

  1位 中国   299万トン
  2位 米国   136万トン
  3位 メキシコ  37万トン
  4位 トルコ   37万トン
  5位 スペイン  31万トン
  7位 韓国    21万トン
  10位 日本   16万トン

    ※1万トン未満を切り捨て。
    ※資料:GLOBAL NOTE、出典:国連食糧農業機関

中国がダントツの1位です。

 「農薬まみれの中国のイチゴなんか食べられない」
  と思われている方も多いかもしれませんが、
  先月のNHKニュースでは、
 「農薬まみれの日本のイチゴなんか食べられない」
  と台湾が輸入禁止措置をとったという報道が
  されていました。

   ※イチゴの「ピメトロジン」(農薬)の残留基準値は

      台湾:0.01ppm
      日本:2ppm  ← 台湾の200倍


「国産農産物は農薬が少なくて安全」という勘違い(?)があります。
有機農業シェアについても、
日本は中国の半分、韓国の5分の1、EUの10分の1以下に過ぎません。

   ※2011年の数値
   ※出展:農林水産省「有機農業の推進に関する現状と課題」

 TPP大筋合意を受けての政府の意気込み
 「日本の安心・安全な農産物の輸出を増やす」が
 空しく聞こえます。

   国内消費用(農薬塗れ)と輸出用(オーガニック)との
   ダブルスタンダードを考えているのでしょうか?

コメントを投稿