昨日、私の寝酒用の酒瓶置き場(*)にジャック・ダニエルが加わりました。
映画好きの私は、その影響を受け易い傾向があります。
先日、久しぶりに録画BDの「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」を観ました。
好きな映画の一つなので何度も観ています。
退役軍人役をしたアル・パチーノさんはこの映画でアカデミー主演男優賞を獲っています。
映画の中で女好きのスレード中佐(アル・パチーノ)が好んで飲んでいたバーボンが「ジョン・ダニエル」(**)です。
ストレートで・・・
*:サイドボードとかのシャレた収納場所ではなく、私の衣類が詰め込んである古い整理ダンスの上です。
日本酒やワインなどの醸造酒やスピリッツ系の瓶はキッチンにあるダンボールの中です。
**:長年愛飲しているスレード中佐は、親しみを込めてジャックではなく "ジョン・ダニエル" といってました。
ジャック・ダニエルは他のバーボンと違って、蒸留後に濾過(サトウカエデ(砂糖楓)で作った自社製炭を使って)という一手間を加えているそうです。
そのため、雑味が抜けて円やかな甘味を感じることができるとか。
整理ダンスの前に並べた酒瓶
何本も並んでいるこの写真をみた方は私のことを呑み助と勘違いされそうですが、それは違います。
家で普通に飲むのは第3ビール、乙類焼酎(芋)、日本酒、ワインなどであり、これらの洋酒は主に読書しながらの寝酒用です。
飲むときでもシングルのロック1杯程度で、誕生祝に子からもらったタリスカーなどはチビリチビリ舐めるくらいです。
以前にも、この映画の影響を受けて私がしたことがあります。
映画の終わりのほうで、喝采を浴びたスピーチを終えて講堂を出たスレード中佐を、その演説に感動した女性教師が追いかけてきます。
『フルール・ド・ロカイユ』
『岩間の花・・・』
その女性からほのかに漂ってくるフレグランスを言い当てると、
盲目のスレード中佐は婉曲に
『これで、貴女がどこにいるかわかります』と言って、去って行きます。
気障なようだがシャレて格好いいこのシーンに感化された私は(この頃のフランセス・コンロイ(女性教師役)さんは小じわが美しかった)
奮発してフルール・ド・ロカイユをネットで購入し、カヅちゃんへプレゼントしました。
『これで、カヅちゃんが後ろからそっと近づいてきても判る』というようなセリフは、面映くて言えませんでした。
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