湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

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♥ 赫赫云々(カクカクシカジカ)の理由を知りたい核軍縮への日本の対応

2015年10月22日 06時06分40秒 | 紫苑色の重い思い[慷慨憂愁]
今日の地方紙朝刊に見出し付きで、
日本が国連総会において22年連続で
「核廃絶決議案」を提出したとありました。
また、オーストリアなどが提案された
核兵器の禁止や廃絶の法的枠組みづくりへの努力を呼びかける決議案へは
日本は賛成しない見込みであると、最後に小さく書いてありました。


2014年の第69回国連総会で採択された核軍縮関連の決議案の採決状況は
次表のようになっています。(主なもの)


    ※国連広報部資料などをもとに作成された資料などから引用

アメリ○やイスラエ○に反対が多いのはわかりますが、
旧連合国のイギリ○やフラン○もアメリ○に足並みを揃えています。

アレっと思われるのが
北朝○が賛成7個、日本が賛成5個ということです。
( "棄権" は消極的反対みたいなものでしょうから、無視しています)

マスメディアの報道内容などから、
世界の中でも被爆国日本が最も積極的に核軍縮を叫んでいると思われがちですが、
この表を見た限りでは、日本はあの北朝○にも後れをとっているように見えます。

 政治家の中にも「抑止力としての核を保有すべきだ」という意見が一部にあるようですが、
 それについての国民的議論を進めるためには、
 先ずは、核軍縮関連決議案諸々への日本の不可思議(*)な対応について
 国民へ十分な説明がされてからではないかと思います。

   * : 核の傘に入っている日本の対応としては真っ当なものかもしれませんが、
      広島・長崎の日に神妙に黙とうする政治家の姿を見ている一般国民からみれば
      理解しにくい対応にみえることでしょう。
    
       「由らしむべし、知らしむべからず」
         知らしむべからずのまま
           国の運命に影響するようなことを決めてもらっては困るんですが ・・・

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