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昨日の宿明け勤務の朝(6時過ぎ)、
正門の門扉を開けに行ったときに敷地内から撮ったものです。
西の空が茜色に染まる夕焼けもいいですが、
東の空が白み始めるころの青紫の空や、朝焼けも好きです。
このような神秘的ともいえる大自然の景観を目にすると
何故かワーグナーの「タンホイザー」序曲が頭の中に流れてくるときがあります。
そして
何か素晴らしいことがありそうな漠然とした期待感を持たせてくれます。
「まだまだ人生には楽しいことが沢山あるぞ」と励まされているような気になります。
若い頃は、春夏秋冬の中で、強いて好みを言えば「秋」でしたが、
今は、風薫る若葉の頃が好きになりました。(うごめく虫類は苦手ですが)
歳を重ねると、
夕焼けの次に来るのは夜、秋の次に来るのは冬
ということを自ずと意識するようになるのかもしれません。
・・・・・・・・・・・ ギャラリー 033 (「日の出」が描かれている絵) ・・・・・・・・・・・
ライセンス(2点とも): (パブリック・ドメイン)
◆タイトル:日の出(The Rise)
・画家:ウィンスロー・ホーマー(Winslow Homer)
・制作年:1900年
・収蔵:ナショナル・ギャラリー<ワシントン>
◆タイトル:印象・日の出(Impression, Sunrise)
・画家:クロード・モネ(Claude Monet)
・制作年:1872年
・収蔵:マルモッタン美術館<パリ>
※「印象派」という名前の由来となった有名な絵ですが、
一度美術館から盗まれています。
「マルモッタン美術館絵画強奪事件」に関する話
1985年に「印象・日の出」など9点の絵画が
パリの高級住宅街にある「マルモッタン美術館」からが盗まれました。
鮮やかな犯行手口だったこともあり手掛かりがないまま年月が過ぎましたが、
1986年の「三菱銀行有楽町支店の現金輸送車襲撃事件」を起こした
犯人グループ(日本人を含む)が犯行に関わっていたことがわかり、
結果、盗難から5年後の1990年にコルシカ島で9点の絵画が無事発見され
美術館へ戻されたということです。
犯行グループの話では、盗んだ絵画が有名過ぎたので買い手が見つからず、
強奪仲間への報酬の穴埋めとして日本で現金強奪を企てたとのことです。
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