湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 寿命が尽きようとしていた(?)2匹の昆虫

2015年11月12日 17時03分41秒 | 日常・その他
       【蛾とガガンボの写真があります。苦手な方は画像拡大(クリック)ご注意】

今朝、舎監室(*)で目覚めると、
布団の周りをハタフタ(**)飛んでいる虫がいました。

    * : 宿明け勤務のときは舎監室にある畳部屋(4.5畳程度)に
       自分専用の布団を敷いて仮眠します。
    ** : 飛んでいる様子を表現する適当な言葉が浮かびません。

いかにも頼りない飛び方で、
今にも行き倒れ(飛び倒れ(?))しそうに見えました。

しばらくすると畳の上にハタフタしながら舞い降り、
手足を広げて突っ伏しました。

そしてまたハタフタと飛び立ち、
20~30㎝くらい舞い上がったところをハタフタしながら
横に移動していきました。

そんなことを繰り返して
舎監室の板張りに舞い降りたところがこの姿です。

キリウジガガンボ(  )だと思います。
 ※漢字で書くと気持ち悪いので割愛します。

 ※ハエ目ガガンボ科
【苦手な方は画像拡大(クリック)ご注意】

ここに突っ伏したままピクリともしなくなりました。
寿命が尽きたのでしょうか?

もしかしたら休んでいるのかもしれず、
何もせずにそのままにしておきました。


畳部屋に戻り、いつもするように
布団をあげる前にベランダのサッシ窓を開けました。


窓の網戸にとまっていたのがこの虫です。

ガ(蛾)
 ※たぶん「蛾」のはずですが、何という種か判りません。

 ※手を近づけたくなかったので
   ライターを一緒に撮っていません。
   網目と比べると、その大きさが推定できるかと。
【苦手な方は画像拡大(クリック)ご注意】

多くの人がそうであるように私も蛾は嫌いです。

  ※人に好かれやすい「蝶」と嫌われる「蛾」は同じチョウ目に属しており、
    明確に区分することは困難だそうです。
    ちなみに、ドイツやフランスなどでは区別していないとか。

この蛾はサッシを開け閉めしたりしても全く動きませんでした。
(一晩中ここにジットとまっていたのかもしれません)


  ハエ目とチョウ目の、この2匹の昆虫は
  舎監室を死に場所と決めたのでしょうか?
  
   最期の瞬間までハタフタしながら飛び続けていたガガンボ。
     何かをしたかったのでしょうか?

   最期が近づくとドッシリ構え、泰然自若として死んでいく蛾。
     何もしたくなかったのでしょうか?

       人にも両者のタイプがあるのかもしれません。

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