湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 締め切り間際の駆け込みセーフ

2017年11月30日 23時30分16秒 | ちょっとした出来事?
今朝は珍しく明け方に目が覚めてしまったので、布団の中で「東海林さだお」さんの文庫本を開きました。何度も読んだことがある「ショージ君のゴキゲン日記」(1998.5.5第16刷)でした。

※枕元に眠気を誘う本を1冊置いておくのは、習慣になってきています。

寝起きのボンヤリした頭で拾い読みしていましたが、ある文章のところにきて "ビクン" と覚醒しました。

「カンヅメ旅行」というタイトルのエッセイに出てきた次の文章です。

 「 ・・・ これから書かねばならぬ原稿のこと ・・・


私も2ヵ月くらい前に原稿を頼まれていたのです(*)。
今日は11月30日ですが、その締切日でした。

*:私が絵画サークルでお世話になっている花園公民館の自治会が発行する会報に載せるための原稿です。
  指定されたサークルから1篇ずつ提出しなけれならないということで、学級長さんから依頼され、安請合いしていたのです。
     

何事もギリギリになるまで取り掛からないというのが幼少期からの私の悪い習慣です。
今回もその癖が出てしまいました。
時間はタップリあると悠長に構えていたら、すっかり忘れてしまっていたのです。
当然のこと、頂いた原稿用紙すら未だ開いていませんでした。


「ショージ君のゴキゲン日記」を放り出して(**)暖まった布団から出ました。

**:注意喚起をしてくれたので感謝すべきなのかもしれませんが ・・・


原稿依頼文書には「指定の原稿用紙2枚で提出してください」とありました。しかし、2枚目用の原稿用紙が添付されていませんでした。

手書きでの草稿修正は面倒でもあるし、たぶんお許し頂けるだろうと勝手に決め込んで、Word(原稿用紙設定)で提出することにしました。


文章が中々まとまらず、途中で別の用件もあったので、夕方までかかってやっと出来上がりました。

印刷した原稿を2部携えて愛車(カブ)に乗って夕暮れの寒い中を出発しました。
公民館(市役所の出先機関もある)の入口階段を駆け上がって、17時直前に滑り込みセーフでした。


普段と違って朝早く目覚めたこと。
偶々「原稿」という単語が出てくる本を読んだこと。
それが締切日だったこと。
このような偶然が重なったことで期限をまもることができました。

「ギリギリで間に合わせる」というのも私の特技(運?)かもしれません。

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