録画していた「ガス燈」を観ました。
1944年制作のモノクロ映画で、
先週、BSプレミアムシネマで放送されたものです。
29歳のイングリッド・バーグマンさんが新妻役、
シャルル・ボワイエさんが夫役を演じられたサスペンスです。
バーグマンさん主演の映画には
「誰が為に鐘は鳴る」(ガス燈の1年前の作品)や
「カサブランカ」(同2年前)などもあり、
それらは若い頃に映画館で観たはずですが、
「ガス燈」は未だ観たことがありませんでした。
バーグマンさんはこの映画で、
夫の企みによって精神的に病んでいく妻を熱演され
アカデミー主演女優賞を初受賞(*)されています。
* : バーグマンさんは主演女優賞を2回(ノミネートは4回)
助演女優賞を1回受賞されています。
先ほど第88回アカデミー賞の結果をみました。
主演男優賞はレオナルド・ディカプリオさんが、
主演女優賞はブリー・ラーソンさんが受賞されていました。
ディカプリオさんについては大方の予想どおりだったようです。
主演女優賞については、私としては
昔懐かしいシャーロット・ランプリングさんがとってほしいと
思っていたのですが ・・・
なお、前に挙げたバーグマンさん主演の二つの映画が
BSプレミアムシネマで放送される予定です。
■誰が為に鐘は鳴る ・・・・・ 3月2日(水)13:00~15:40
■カサブランカ ・・・・・ 3月9日(水)13:00~14:44
※「誰が為に鐘は鳴る」ではアカデミー主演女優賞ノミネート。
20代のバーグマンさんをまた見たい方はどうぞ。
日本が昭和14年制定の「映画法」により
軍国主義の国策映画などしか作れなかった頃、
太平洋の島々で激戦が繰り広げられていた頃、
その海の向こう岸のハリウッドでは
ラブロマンスの要素を取り入れた娯楽映画も
創っていたことになります。
--- 追記 (「ガス燈」の他の出演者について) ---
◆シャルル・ボワイエさん
この映画でアカデミー主演男優賞にノミネートされていました。
プレイボーイのようにも見えるフランス出身の二枚目俳優で、
大女優(**)との共演が多く、銀幕の中では数々のロマンスを
演じられていますが、
私生活では奥様であるイギリス出身の女優
パット・パターソンさん(同名のプロレスラーではありません)を
生涯愛し続けられています。
44年間連れ添った奥様を癌でなくされた2日後、
多量の睡眠薬を飲んで自死されています。
「パトリシアなしに生きていたいとは思わない。
パトリシアは私の命だった ・・・」と
** : マルレーネ・ディートリッヒ,グレタ・ガルボ,
ダニエル・ダリュー,キャサリン・ヘプバーン,
そしてイングリッド・バーグマンさん,etc.
◆アンジェラ・ランズベリーさん
随分昔にNHKテレビで放送されたテレビドラマシリーズ
「ジェシカおばさんの事件簿」のジェシカおばさん役を
された方ですが、19歳のときにこの映画に出演され、
蓮っ葉で嫌味なメイド役を演じてアカデミー助演女優賞に
ノミネートされていました。
なお、アンジェラさんの祖父は
イギリス労働党元党首のジョージ・ランズベリーさん
(平和主義者で第二次世界大戦の回避に奔走)です。
1944年制作のモノクロ映画で、
先週、BSプレミアムシネマで放送されたものです。
29歳のイングリッド・バーグマンさんが新妻役、
シャルル・ボワイエさんが夫役を演じられたサスペンスです。
バーグマンさん主演の映画には
「誰が為に鐘は鳴る」(ガス燈の1年前の作品)や
「カサブランカ」(同2年前)などもあり、
それらは若い頃に映画館で観たはずですが、
「ガス燈」は未だ観たことがありませんでした。
バーグマンさんはこの映画で、
夫の企みによって精神的に病んでいく妻を熱演され
アカデミー主演女優賞を初受賞(*)されています。
* : バーグマンさんは主演女優賞を2回(ノミネートは4回)
助演女優賞を1回受賞されています。
先ほど第88回アカデミー賞の結果をみました。
主演男優賞はレオナルド・ディカプリオさんが、
主演女優賞はブリー・ラーソンさんが受賞されていました。
ディカプリオさんについては大方の予想どおりだったようです。
主演女優賞については、私としては
昔懐かしいシャーロット・ランプリングさんがとってほしいと
思っていたのですが ・・・
なお、前に挙げたバーグマンさん主演の二つの映画が
BSプレミアムシネマで放送される予定です。
■誰が為に鐘は鳴る ・・・・・ 3月2日(水)13:00~15:40
■カサブランカ ・・・・・ 3月9日(水)13:00~14:44
※「誰が為に鐘は鳴る」ではアカデミー主演女優賞ノミネート。
20代のバーグマンさんをまた見たい方はどうぞ。
日本が昭和14年制定の「映画法」により
軍国主義の国策映画などしか作れなかった頃、
太平洋の島々で激戦が繰り広げられていた頃、
その海の向こう岸のハリウッドでは
ラブロマンスの要素を取り入れた娯楽映画も
創っていたことになります。
--- 追記 (「ガス燈」の他の出演者について) ---
◆シャルル・ボワイエさん
この映画でアカデミー主演男優賞にノミネートされていました。
プレイボーイのようにも見えるフランス出身の二枚目俳優で、
大女優(**)との共演が多く、銀幕の中では数々のロマンスを
演じられていますが、
私生活では奥様であるイギリス出身の女優
パット・パターソンさん(同名のプロレスラーではありません)を
生涯愛し続けられています。
44年間連れ添った奥様を癌でなくされた2日後、
多量の睡眠薬を飲んで自死されています。
「パトリシアなしに生きていたいとは思わない。
パトリシアは私の命だった ・・・」と
** : マルレーネ・ディートリッヒ,グレタ・ガルボ,
ダニエル・ダリュー,キャサリン・ヘプバーン,
そしてイングリッド・バーグマンさん,etc.
◆アンジェラ・ランズベリーさん
随分昔にNHKテレビで放送されたテレビドラマシリーズ
「ジェシカおばさんの事件簿」のジェシカおばさん役を
された方ですが、19歳のときにこの映画に出演され、
蓮っ葉で嫌味なメイド役を演じてアカデミー助演女優賞に
ノミネートされていました。
なお、アンジェラさんの祖父は
イギリス労働党元党首のジョージ・ランズベリーさん
(平和主義者で第二次世界大戦の回避に奔走)です。
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