湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
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こういうことを奇遇というのでは?

2019年04月17日 10時36分31秒 | ちょっとした出来事?
昨日の図書館通いで、まさに奇遇と思われることが2件ありました。
 
一つ目はある人物との再会です。
図書館本館に着き、自転車を置いて正面ドアを入ろうとしたときのことです。すれ違った方が後ろから私に声を掛けてきました。
振り返ってたら同年輩の男性が笑顔でこちらを見ていました。
どこかで会ったことがあるような気がしましたが、直ぐには思い出せませんでした。
(こういうことが最近多くなりました)
 
数秒の間があってハタと思い出しました。
(この間のバツの悪さを、うまく誤魔化さなければなりません)
 
私が4月に勤め始めた「熊本市立 金峰山少年自然の家」に3月まで勤めていた職員の方でした。
3月に受けた面接のときを含め、2回ほどしか会っていなかったはずです。
4月1日付で異動になられたことは聞いていましたが、赴任先を知りませんでした。
新しい職場が、なんとその日訪ねた熊本市立図書館(本館)だったのです。
 
しばらく私の現況などについて立ち話をしてから別れました。
 
私の行き付けはプラザ図書館(熊本市立図書館の分館のようなもの)なので、本館へ行くことは滅多にありません。
お会いしたのは奇遇でした。
 
二つ目は、一つ目以上の奇遇といえるでしょう。
 
その日借りた本の中にこの本「世界ふしぎワンダーライフ」があります。
 
同じくその日に借りたミステリー「カインの娘たち」は図書館の倉庫に収蔵してあるようだったので、担当者へお願いして取ってきてもらうことになりました。
貸出し準備ができるまでの待ち時間に、他に面白い本はないかと書架を見て回りましたが、その時ふと目についたのが上の本です。
パラパラめくると、興味を引く写真が載っており、説明書き部分は申し訳程度でした。
宿直勤務の布団の中でみるのに丁度良いと思って借りてきたものです。
誰が撮った(書いた)ものかも意識しませんでした。
 
奇遇と言うのは、モース警部シリーズの本と「世界ふしぎワンダーライフ」に共通点があったことです。
 
私が図書館から借りて読んでいるモース警部シリーズは20年以上も前に出版されたハヤカワ・ポケットブック判です。装幀(表紙の絵)は全13作とも勝呂忠さんの抽象画(のはず)です。
一方、現在amazonなどで売られているハヤカワ・ミステリ文庫を見ると、装幀(デザイン)は小説の舞台となっているオクスフォード界隈と感じられる風景画(?)やデザイン画になっているようです。
以前からその表紙の絵(デザイン)が気になっていましたが、昨日どなたの作品か調べてみたら、渋川育由(シブカワ イクヨシ)という方でした。
 
なにが奇遇かと言えば、ふと手に取って昨日借りてきた「世界ふしぎワンダーライフ」の奥付をみたら、編著者が渋川育由さんだったからです。
 
渋川育由さんのことを装幀家、グラフィック・デザイナー、風景評論家(どんな仕事?)と書いてありました。
渋川育由さんの本をまた借りてこようかと思います。

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