湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 幸せをもたらす(?)錯視

2015年03月29日 22時23分37秒 | 日常・その他
昨夜のTV番組の中で
錯視に関連する話があっていました。

前にも別の番組で見ましたが
"金の白" のドレスが "青と黒" に見える
というものです。

番組の中での話によると約40%の人が
"金と白" に見えるそうです。

その番組を家族5人で見ていましたが、
”金と白”に見えたのは私と2男の二人
でしたから、調査値にピッタリ合っている
ことになります。

母とカヅちゃん(妻)と3男は "青と黒"
でしたから、遺伝するものでもなさそうです。

 "青と黒" に見えた母は私に向かって、
 『なんでこれが "金と白" にみえるのか、
  "青と黒" じゃない!』と
 さも私が間違った事でもしたかのように
 元気のいい声で言いました。
 (『そういうことじゃないでしょ。
   あとの説明をよく聞いて ・・・』
             なんですが)
 

私が独身だった若い頃は
「ハンサムとブ○」や「美女と野獣」の
ような組み合わせのカップルを見かけると、
安堵と羨望と希望をない交ぜにしたような
複雑な気持ちになったりしたものです。

「蓼食う虫も好き好き」とはいえ、
その組み合わせを不可解に思っていましたが、
あれも一方の側(ハンサムと美女)の錯視に
よるものだったのかもしれません。

 そうなると私とカヅちゃん(妻)が
 結ばれたのも双方の錯視のおかげなのか?


Webサイトに錯視の例が載っていましたので
ご紹介します。
(ご存じのものもあるのではないでしょうか)

 ★ご注意★
 「動く錯視」(静止画なのに動いて見える)
 が含まれています。
 現在まで、錯視が人体に有害な影響を与える
 という証拠はないそうですが、車酔いなどを
 起こしやすい方はご注意下さい。
 万一気分が悪くなりましたら、速やかに
 見るのを止めてください。

▼エーレンシュタイン錯視

 正方形が歪んで見える。
 図では左の辺が右の辺よりも長く見える。
  ※『歪んで見えない』と言い張る方は、
    心が少し歪んでいるのかもしれません。

▼フレーザー錯視

 わずかに水平から傾いた短い線分を水平に
 並べると、全体がその傾きと同じ方向に傾いて
 見える。

▼エビングハウス錯視(ティチェナー錯視)

 同じ大きさの円でも、大きい円に囲まれると
 小さく見え(左)、小さい円に囲まれると
 大きく見える。

▼フレーザーの渦巻き錯視

 同心円が渦巻き・螺旋に見える。
  ※『同心円にしか見えない』と言い張る方は、
    肥後モッコス(?)かもしれません。

▼波線色錯視

 上から2列目と4列目のオレンジ色の波線の
 背景は周囲と同じく白なのであるが、
 オレンジ色がかって見える。
 (紫色の波線の背景の白も紫がかって見える
  人もいる)

▼色の恒常性

 右目はシアン色(水色)に見え、左目は灰色に
 見えるが、物理的にはどちらも同じ灰色である。

▼オオウチ錯視 ★ご注意★

 中の領域が動いて見える。

▼リフレッシュ依存の回転錯視 ★ご注意★

 まばたき、サッカード(目を動かすこと)、
 フリッカー(図を出したり消したりすること)
 によって、リングが回転して見える。

▼アンダーソンの錯視

 暗い領域に囲まれた円内領域は明るく見え、
 明るい領域に囲まれた円内領域は暗く見える。

▼きらめき格子錯視

 白丸の中に黒いものが光って見える。 

▼クレーター錯視

 右の図形は左の図形の倒立図形であるが、
 左の図形はクレーターあるいはカルデラの
 ように見え、右の図形は窪みの中に盛り上がり
 があるように見える。


   ※以上の錯視例は
     数年前にも訪問したことがある
     「北岡明佳の錯視のページ」より


  錯視や錯覚が加わることで錯綜してしまい
  錯誤をきたす ・・・

  不幸を招くのは困りますが
  こんなこともあるから
  "無味乾燥" でない "有味湿潤" の
  面白い世の中になるのかもしれません。

コメントを投稿