◇ 最中（モナカ）

近くの八百屋さんに売ってあった安い最中

※6個入り袋の店頭価格298円

宿直のときの間食用として家から持って行きました。

いざ食べようと包装を開けると皮が崩れていました。


そのまま口に持っていくと、皮が床にこぼれ落ちそうだったので、マナー（*）に従い包装の上で割りました。


*：最中を家で食べるとき、多くの方は丸のままを直接口に持っていき噛み切ると思いいますが、お茶席での最中の食べ方としては、適当な大きさに手で割って食べるのが正しいようです。


既にヒビが入っていた皮はパリッと割れずにグシャッと潰れて、小豆餡が指先につきました。

誰も見ていないので、指の餡を舐めとってから、おもむろに味わいました。
既に崩れていたということもあり、皮が上顎にくっつく（**）ことはありませんでした。

**：上顎や唇に皮が付くのが嫌で最中を敬遠される方もおられますが、予めお茶などで十分湿らせておくと、くっつきにくくなります。


ところで、最中の皮のことは最中種（モナカダネ）と呼ばれ、最中種だけを専門に製造している業者があるそうです。そして、最中を製造・販売している業者の多くは最中種を自分のところでは作らず専門業者から仕入れているそうです。

通販サイトにも最中種がありました。
1組（2枚）で約20円～40円します。
餡も売ってあるので自分で作ることができるわけです。

最中種にはハート型など色々ありますから、次のようなカードを添えて、バレンタインデー／ホワイトデーなどで最中を作って贈るというのも案外洒落ているかもしれません。

♡あなたへの愛（餡）を込めて

（熱烈な想いを伝えるなら）
♡あなたに恋焦がれている最中（サイチュウ）です
　どうぞ食べてください

（喧嘩した相手には、バニラアイスを挟んで）
♡もう仲（モナカ）直りしませんか

（思い切った露骨な表現でなら）
♡あなたの唇にくっつきたい

などですが、
不首尾に終わっても、私は責任を負えません ･･･