遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

「カナガワ り・古典プロジェクトin海老名」に出掛けた(2024/2/11)

2024-02-12 10:22:03 | 旅・散策
 神奈川の伝統文化の継承を目的に、海老名市文化会館で開催された「カナガワ り・古典プロジェクトin海老名」に出掛け、地域の古典芸能を満喫。
 内容は、
1.海老名市の大谷地区で江戸時代から続く「大谷歌舞伎」
  内容は、「御所桜堀川夜討」の三段目「弁慶上使」。弁慶生涯一度の一度の恋を描いた義太夫狂言(らしい)。一旦途絶えたものが、戦後復員青年によって復活させられ、今も大谷八幡宮の祭典などで上演されているとのこと。本格的な歌舞伎に見えた。   
2.高校生による創作ダンス:少々ついていけない。
3.湯河原町吉浜地区素鷲神社に伝わる「吉浜鹿島踊り」
  元は茨城鹿島神宮の芸能だったが、伊豆半島東岸の石材・木材運搬の海上安全や、疫病送り払い、大漁豊作を祈る呪芸とのこと。
4.山北町共和地区に伝承されている「山北のお峰入り」
 700年前から伝承の民俗芸能で、山中で修行(お峰入り)する修験道の儀礼が芸能化したものとのこと。”風流踊り”の一つとしてユネスコ世界文化遺産に登録。
 日頃馴染みのない土着の伝承古典芸能であるが、古いということには興味はあるが、内容的には理解の及ばない領域であった。
 又、隣のコーナーでは、歌川広重の浮世絵「東海道53次」(復刻版)も展示されていた。額に入った綺麗な53枚(多分)で、情報の少ない江戸時代、旅への憧れが高まったとことが想像できる。
 古典に触れた有意義な半日だった。



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